「One Room セカンドシーズン」レビュー

評価 ★★★☆☆(45点) 全12話

あらすじ あなた(One)の部屋(Room)ではぐくむ3人の女の子たちとの物語。引用- Wikipedia

萌え豚の今季の餌はこちらになります。

本作品はOneroomの2期。
監督は上田慎一郎、制作はゼロジー。
1期と制作会社と監督が変わってしまった。

1期から見てる人は…


引用元:©SMIRAL/「One Room セカンドシーズン」製作委員会

この作品はいわゆるオムニバス形式で描かれる作品であり、
1話5分×4話で3人のヒロインを1クールで描いている。

このスタンスは2期でも変わらないが、
3人のヒロインのうち2人が居なくなっている。
しかし、一人のヒロインとは1期からの「その後」が描かれており、
1期でヒロインを気に入っていれば序盤はニヤニヤっと楽しめる。

ただ、明らかに作画がやや劣化している。
制作会も変わり監督も変わってしまったから仕方ないのは分かるが、
1期はキャラクターデザインである「カントク」のヒロインの魅力を
120%発揮している作画と演出があり、
そこに声優さんたちの全開の演技が会ったからこそ萌えられた。

しかし2期では作画の質は悪くないのだが、あくまで悪くない止まりだ。
1期から見ている人は明らかに作画の質が落ちたことが引っかかり、
雰囲気と素晴らしい作画によるパンチが無くなってしまった。

フェチズムはどこへ?


引用元:©SMIRAL/「One Room セカンドシーズン」製作委員会

演出部分も所々甘さが目立つ。
1期では男性目線で「女子」を生々しく見る目線でカメラが動き、
フェチズムめいた描写も所々に見られた。
しかし、2期ではフェチズムがやや薄い。

確かにローアングルな描写や、水着や裸などのセクシーなシーンも有る。
だが「主観」で描くこの作品の趣旨において、
「なぜ今このシーンをこのアングルで描写してるんだ?」と感じるシーンが
非常に多く、1話5分の中で無駄なシーンが生まれてしまっている。

「おへそ」を映すシーンの映す部分は悪くないのだが描写が甘かったり、
なぜか無意味に「横から」映したりと
無駄になってしまってるシーンがあまりにも多く、
そのたびに「そうじゃないんだよなー」と引っかかてしまう。

ただ1期と比べると妙に「裸」になってるシーンが多く、
萌えというよりはエロよりにややシフトした感じもある。
1期と同じように描くことによる
ワンパターンを回避したかったのかもしれない。
露骨なエロは悪くないのだが、好みの分かれるところだろう。

持ち直す終盤


引用元:©SMIRAL/「One Room セカンドシーズン」製作委員会

ただ3人目のヒロインである「天月真白」は非常に可愛い。
フェチズムめいたカメラアングルやヒロインの露骨な萌え要素の数々は
Oneroom1期を彷彿とさせるものがある。

ただただかわいい、ただただ萌えられる
制作側が妙な恥じらいを捨てた先にあるOneroomの魅力を、
最後の4話だけはしっかりと味わうことができただけに、
なぜ一人目と二人目のヒロインでここまでできなかったのかと
嘆いてしまうほどもったいなさが残る作品だった。

総評:萌え豚に餌をください


引用元:©SMIRAL/「One Room セカンドシーズン」製作委員会

1期は男性目線の主観で女性キャラを見ているかのようにこだわった
演出とカントクのキャラデザを最大限に活かした作画だったが、
2期では男性目線の主観とは言い難いシーンが多く演出の甘さが目立ち、
作画の質もやや落ちてしまったせいで1期のようなインパクトや
魅力がなくなってしまった。

特にテンポの悪さはやや致命的であり、
サクサクと見れた1期と違ってやや引っかかる2期のストーリー構成は
短編アニメなだけに余計にテンポの悪さが目立ってしまっていた。
ただ終盤のように「萌え」を素直に感じられる部分もあるだけに、
1期を楽しめた人には2期もそこそこに楽しめるだろう。

「中の人」のファンならばニヤニヤできる台詞も多いだけに、
M・A・Oさん、 高橋李依さん、 水瀬いのりさんが好きならば
見て損はない作品だ。
特に水瀬いのりさんのファンならば、彼女の声が好きならば
この作品の9話から是非見てほしい、確実ににやにやしてしまうはずだ。

個人的な感想:期待値が高すぎた


引用元:©SMIRAL/「One Room セカンドシーズン」製作委員会

私はOneroom1期を非常に高く評価している。
「あざとい」なんて言葉はもはや褒め言葉にしか聞こえない制作陣による
萌え萌えな、あざとさだらけの主観お手軽フェチズムラブコメは
終始ニヤニヤしっぱなしだった。
それだけに2期のハードルを上げすぎてしまい、落胆が大きかった。

それでも9話からのヒロインである「天月真白」は非常に可愛く、
1クールの序盤は無表情だったが、終盤は人様にはお見せできない
ニヤケ顔になったため、なんだかんだで楽しめた作品だ。

3期があるかどうかはわからないが、終盤は持ち直しただけに
もしあるならば期待したいところだ。むしろ、この作品をずっと見ていたい。
色々な声優さんとカントクのキャラデザによる主観イチャイチャラブコメ、
もはや永遠に見れる要素しかないだけに、
永遠にやってほしいと感じるシリーズだ(笑)