ゾイド新世紀/ゼロ


ゾイド新世紀/ゼロ感想

評価/★★★☆☆(49点)


ゾイド新世紀/ゼロ感想

制作/XEBEC
監督/加戸誉夫
声優/櫻井孝宏,川澄綾子,松風雅也,斎賀みつきほか
全26話


あらすじ

もはやゾイドが戦争の道具ではなくなった時代の惑星Zi。
そこではゾイドバトル連盟の公正なルールのもと、
ゾイド対ゾイドの戦闘競技「ゾイドバトル」が繰り広げられていた。
バトルフィールドを回ってゾイドパーツを収集していたジャンク屋のビット・クラウドは、
ふとしたことからチーム・ブリッツのゾイド・ライガーゼロと出会い、
ゾイドバトルに参戦することになる。




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ゾイド版微Gガンダム

本サイトとしては初のゾイドアニメのレビューです。
アニメ的には2番目のゾイドアニメとなります。
基本的なストーリーはロボット物。
ゾイドとゾイドと戦わせるゾイドバトルという競技はやっており、
主人公はジャンクパーツを集めてる最中にゾイドバトルに巻き込まれた・・・
という感じだろうか?
第一作のゾイドはSF的な要素もあったが、本作品はそういった要素は薄い。
あくまでゾイドは競技のための存在という感じだろうか
序盤、洗練されたゾイドのCGの技術に驚く。
多くの3DCGアニメにありがちなロボットの軽さがなく、
絵面と効果音をうまく使いゾイドの重さや戦闘の激しさを丁寧に描いており、
他の3DCGもこれくらい凝って作って欲しいと願わんばかりだ。
だが、ストーリーの方は初期のゾイドとはちがい明るい。
初期のゾイドは戦争やSF的設定もあり重厚さがあったが、
本作品ではあくまで競技なのでストーリー的には重すぎず、
前作に比べると対象視聴者をグッと下げた作品とも言えるだろう
序盤のストーリーは基本的にはゾイドによるチームバトルを中心に描き、
明るいキャラクターがすんなりとストーリーを理解させてくれる。
キャラクター的には個性も薄く、どうしても前作の凝ったキャラクター性と比べてしまい
前作が好きだった方にとっては「物足りなさ」を感じてしまうだろう
だが、子供向けと考えれば単純なストーリーは純粋にゾイドという作品にのめり込んだだろう
中盤以降もゾイドバトルが中心のストーリーが進み、かなり単調だ。
以前戦った敵と再戦したり、裏バトル的なものも出てきたりするのだが
人間関係が複雑になることもなくキャラの立ち位置や心情変化などもあまりないので
キャラクターの成長などを楽しむのは難しい内容だ。
それにくわえ、バトルの方も徐々に飽きてくる。ワンパターンすぎるといえばわかりやすい
終盤・・・といっても22話くらいからだが、伏線の回収のために話をすすめる。
だが、この終盤のストーリー展開はかなり取ってつけたような感じが強くお粗末だ。
22話でいきなり出てきた新キャラがラスボス敵ゾイドを操るのも
新キャラクターの深みが足りていない状態なので最終決戦の盛り上がりが少なく、
あっさりと終わってしまい結果として子供向けな作品という印象が強まってしまった
本作品はあえてガンダムでたとえるなら、Gガンダム的位置づけになるのでは?と私は思う
前作が初期のガンダムで戦争の重さやキャラクターの心情を描いたのに対し、
本作ではガンダムはあくまで競技のためのもので、わかりやすく熱い作品になっている。
まさに、ゾイド版Gガンダム(笑)
だが、そう例えるには熱さが足りない。
主人公はたしかに熱血タイプなのだが、Gガンダムのようなもうむさ苦しいまでの熱さと違い
ゾイドゼロの主人公は肉まんぐらいの暑さだ、もう少し割りきって制作陣が
熱血を描いていれば、子供向けという印象だけではなく熱血作品として
多くの人に強印象をあたえる作品になったかもしれないだけに、
中途半端な暑さになってしまったのは非常に残念だ
ただ私が一番気になったのは主人公機の装備換装システム、
主人公のゾイドであるゼロは装備を換装することによって3つの形態に変化できる、
だが、その装備感想は移動基地に一回もどって換装作業しないといけない
この乾燥作業を試合中に堂々とやるんですよ(苦笑)
しかも、正式ルールでは移動基地は攻撃できない。
仲間が戦ってる間に換装したり、敵が待ってくれてる間に換装したりと
かなりご都合主義な戦闘タイプの切り替えを行い、
この乾燥作業シーンも結構長い尺をとっている。
もう少しスムーズに戦闘中に換装できるようなシステムなら受け入れられたが、
いちいち換装に行くのは何とも釈然としなかった
全体的に見て、子供向けと割りきってみれば楽しめる作品だ。
だが、最初のゾイドのような重厚なストーリーを期待してしまうとがっかり感じも強い、
シリーズ二作目で方向転換したかったのは分かるのだが、
もう少し思い切った方向転換のほうがゾイドファンにもすんなり受け入れられただろう
個人的には一度見る分には楽しめたが、2回は見ないなという作品です(苦笑)

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