デュアル!ぱられルンルン物語


デュアル!ぱられルンルン物語感想

評価/★★☆☆☆(22点)


デュアル!ぱられルンルン物語感想

制作/AIC
監督/秋山勝仁
声優/山口隆行,田中理恵,豊口めぐみ,内川藍維ほか
全14話


あらすじ

高校生の四加一樹は、周りには見えないロボットの幻影が見えるようになり
変人扱いされていた。それを知った科学者の真田博士は、
四加を研究室に連れてくるように娘の三月に頼む。博士はパラレルワールドを証
明しようとしており、怪しげな装置に四加を座らせるが、
手違い(椅子違い?)により別世界へと転送してしまう。




俺が望めば全て手に入ったぜ!ハーレムゲット!うほ!

基本的なストーリーはロボット物
主人公が厨二病のごとくロボットの幻を見ているところから始まる、
学校の授業を受けていてもミサイルが飛んで来る幻が見えてしまったりで
主人公は周囲から変人扱い。
しかし、実はその幻はパラレルワールドで起こっていることで、
有名な先輩のマッド・サイエンティストなお父さんの実験に巻き込まれ
パラレルワールドへ・・・という感じだ
序盤、ロボット物の定番的な展開として、主人公はパラレルワールドに来てそうそう
戦闘に巻き込まれ、倒れこんできたロボットに乗り込むと
すごい上手に運転できます(笑)
しかも、そのロボットは実は女性にしか運転できないものだった(ISの元ネタ?w)
まあ、ここらへんは機動戦士ガンダムから続く、ロボット物のある意味定番かもしれない
いちいち「お前なんで操作できるんだよ」というツッコミをしてはいけない。
アニメを見るときのお約束だw
ロボットのデザインは白と赤ですっきりとしたデザインになっており、
序盤の戦闘シーンはセルアニメ時代の色合いを感じさせるが
迫力がありよく動く。
しかしながら、主人公機の他の機体が・・・その・・・エヴァそっくりだ(笑)
流石にエヴァが放映されて2年後の作品なので、エヴァを意識しているのかもしれないが、
全体的に所どこエヴァの空気を感じざる負えないのは、あの作品の影響力ゆえだろう
だが、基本的にパラレルワールドという世界設定が面白い。
ある意味、男の妄想実現化のような展開の数々だ
美女に囲まれる、ロボット操縦、強い。
戦闘シーンの合間にも食事をしているシーンが挟まれ、心地の良い作品だ。
パラレルワールドでは戦争中、遺跡の力を持ち出したやつが定期的に襲ってくる状況だ。
戦争とは言っても最低限のルールが決まっており死者は0、
ある意味、代理戦争とも言える状況だが緊迫感はある
中盤からは主人公とヒロイン達の同居生活が中心に描かれる
基本的に主人公を中心にヒロインたちが嫉妬したり行動したりする
典型的なハーレムなので、まあ・・・安心して見れはするものの
各ヒロインが正直可愛くはないので、萌えるのは非常に厳しい(苦笑)
ヒロインの一人は性格がきつく、もう一人は性格はいいもののベリーショートで外見が・・・w
もう一人はロボット的寡黙少女で、この子がギリギリ、萌えの範疇に入るキャラだろう
全体的にヒロインたちがキツイ。
三月はヒロインの一人を貶めるために、
ヒロインの一人を盗撮し無理矢理見合いさせようとするようなやつだ(苦笑)
なんというか、純粋に「可愛い」or純粋に「いい」と思えるヒロインは居ない。
ハーレムという設定上、ある程度キャラに可愛さがなければキツイものがある。
中盤、呆れ果てるシーンがある。
主人公が初めて負けそうになるシーンなのだが、簡単にいえばエヴァの暴走ですよ(苦笑)
序盤のパクリはオマージュくらいで許せますが、
流石にここまで色々パクりすぎていると呆れます。
ライフシンパィという言葉もよく作中で出てきますが、ようはシンクロ率です。
序盤こそパクりと分かっている状態でB旧作品と割りきって楽しめたが、
話が進めば進むほど、エヴァからパクりすぎている。
著作権侵害で訴えたら勝てそうなレベルだ。
終盤の展開も酷い。
仲良くなった敵が、操られて再度敵となって目の前に現れ
圧倒的な力で主人公達を追い詰める展開は良かった。
だが、いきなりどっかから主人公の新型ロボットが現れて、状況が覆るって・・・w
一瞬何が起こったか本当にわかりませんでした。
「こんな時のために!」というのはロボットアニメでは定番ですが、
それすらも凌駕するご都合主義展開(苦笑)
どこからともなくロボットが現れるのが許されるのは最初の一話だけじゃないでしょうか?
だが、これも仕方ないといえば仕方ない。
wikipeadiaによると、本作品はもともと全26話だったのが全13話になってしまい
その結果、作品全体に無理が生じて、こんなトンデモ作品が出来上がったともいえる。
ある意味、そういった事情を理解した上
普通なら評価を下げるポイントを「笑う」という評価にすげ替えることもできるだろうw
しかし、パラレルワールドという設定はうまく使っている。
ヒロインと敵の幹部の秘密などは、なるほどと納得できる設定だ、
終盤間際に一度元の世界に戻り、人間関係の変化や
パラレルワールドとの関係の変化を主人公が実感するシーンは
「パラレルワールド」という素材をうまく用いているストーリー構成だろう。
うまくパラレルワールド設定使ってるな~と・・・感心したがやさき。
最終話は本当にひどかった。
重要なはずだった遺跡の伏線はほとんど説明なし、
更には主人公が「僕の対は神武だったんだ」
なんですと・・・?(神武は上記でも書いた唐突に現れたロボットです)
この発言を聞いたときに、この作品に伏線の回収とか説明を求めちゃいけないんだ。と
心のそこから感じさせてくれました(苦笑)
更には14話はエピローグ的なおまけストーリー・・・。
結果として。26話構成を14話にすれば、こうなるということを実感させてくれた。
全体的にB級と割り切れば、笑いながら楽しめる(笑)
いろんな意味でぜひ見てほしい作品だ、エヴァからぱくりまくっている設定、
はしょりまくりな伏線や設定の説明etc….
最終話のご都合主義ハーレムENDと色々とB級的つっこみポイントがたくさんだ(笑)
アニメが好きな方、アニメをいっぱい見たことがある人、
ぜひ、この突込みどころ満載の作品をご覧あれw