けいおん!


けいおん!感想

評価/★★★☆☆(53点)


けいおん!感想

制作/京都アニメーション
監督/山田尚子
声優/豊崎愛生.佐藤聡美,寿美菜子,竹達彩奈ほか
全13話


あらすじ

私立桜が丘高校に入学した1年生の平沢唯は新しいことを始めようとするが
何も思いつかず、2週間もの間部活の入部届けを書けずに日々を過ごしていた。
同じく1年生の田井中律は幼馴染で一緒に入学した秋山澪と共に軽音楽部の
見学に行こうとするが、部員が前年度末に全員卒業してしまったため、
4月中に新入部員が4人集まらなければ廃部になると聞かされる。




よくも悪くも日常アニメ

放送開始から話題沸騰になった「けいおん」
非常に賛否両論が多いアニメでありますが、それも納得できる内容だ
2期ではその賛否両論の賛部分を突き進んだ結果、名作になった作品です。
基本的なストーリーはのほほんとしている唯が入学をきっかけに、
些細なきっかけから軽音部に入るところから物語は始まる。
基本的には軽音部のメンバーを中心に高校生活と部活動の日常を描いており、
練習しているシーンよりもお茶を飲んでいるシーンのほうが印象に残ってしまっている
軽音部を題材にしているアニメですが、
練習風景はおまけ程度な感じで、上達も結構早い。
なにせ主人公の唯は当初はカスタネットができるからと軽音部に入ったくらいで、
自分のギターを手に入れる手段も結構ご都合主義ではある。
手に入れたギターは結構高額で、どんどん上達していくので
音楽を少しでもやった人は「なめるな!」と思う人もいるかも知れない。
だが、その部分を許容出来れば本作品の特徴とも言える
「のほほん」とした雰囲気とキャラクターの「可愛さ」に浸ることができる。
京都アニメーションの作画の良さも手伝って、可愛さという意味では最強だ。
主要キャラクターの5人が、部活動をしながら日常をほのぼの過ごす様子は
観ていて楽しく、キャラ萌え部分はかなり多数あり、
ネコミミやメイドのようなコスプレ要素もあるので、
「純粋に「萌」を楽しみたいなら、このアニメだろ!」と断言できるかもしれない。
ストーリー的にも「欝」な部分はほとんど無く、本当に明るい。
明るく楽しく可愛らしいストーリーは、すっきりしており
主要キャラクターの5人のうち、誰か一人に萌えることができたら
最後まで一気に見てしまうテンポの良さもある。
また、劇中で軽音部が演奏する音楽の出来がかなりよく
ノリのいい曲と独特の歌詞は、他に例を見ない楽曲です。
ライブシーンも凝っており、こう言った部分は流石京都アニメーションと言いたい。
おそらく京都アニメーション意外がけいおん!をつくっても、
ここまでのヒット作には成り得なかったでしょう。
批判的な感想を見ると上達が早過ぎる、練習風景がほとんどないとありますが、
練習風景をあまり描写しすぎても間延びするだけで退屈なだけで
ある程度、カットしたほうがテンポという意味では正解だ。
時間経過も早いので、描写されていない所で彼女たちは毎日練習してると
考えるのがベストだろう。
上達が早過ぎるのは・・・まあ、仕方ないだろう。
何時まで経ってもヘタでは軽音部を題材にしたストーリーが展開できない。
想像の世界の話でそこまで細かいところを突っ込んでしまうのは野暮というものだ。
ただ音楽に関しては上記したとおり、レベルが高くOPのベースなど印象が残るものが多く
女子高生が演奏するにしてはプロレベル過ぎた感じはある(苦笑)
これは京都アニメーションというか、音楽関連を担当した人がやりすぎてしまったのだろう
もう少しチープさというか、素人っぽさのある楽曲であれば
「上達が早過ぎ」「練習してない」という意見は減ったかもしれない。
全体的に作画は非常に良く、キャラクターの魅力を引き出す制作の京アニの実力と
声優さんの演技には驚かされます。
特に豊崎愛生さんは、非常に愛くるしい声での演技と
キャラクターが声を枯らした際のガラガラ声は非常に新鮮な魅力がありました。
これは個人的に特記したい部分なのですが、
琴吹紬を演じた「寿美菜子」さんは1991年生まれ・・・w
放送当時は18歳なのだが、そうは感じさせない声優としての実力と声質、
18歳にしてこの実力は今後が楽しみな声優さんです。
全体的に非常にいい具合にアニメ化されている作品だ。
可愛い女子高生たちの日常を十二分に描写し、そこに軽音という要素を入れ
ふわふわとした空気感を作り上げている。
ストーリーに関しては2期をみたあとだと、一期は下地のように感じるが
2期を観る前の段階で一期を見てしまうと、ほのぼのストーリーだな~という
印象しか残らないのは少し残念だ
2期では今期で十分に作ったキャラの魅力という下地を生かしたものになっており、
この一期が「中身がない」と言われたのが嘘のように青春アニメへと消化しています。
一期は確かに中身がないと称されても仕方ないだろう。
こういう日常のふわふわな感じのアニメに中身を求めても仕方ないとも思うが(苦笑)
いい部分もあるが、悪い部分もある本作品は賛否両論を産んでしまった作品だが
ハマった人にとっては名作、ハマれなかった人には微妙に鳴ってしまう作品だろう。
個人的には一期だけでは普通という感じだ。