OVA とある科学の超電磁砲

評価/★★★☆☆(50点)

OVA とある科学の超電磁砲 評価

35分
監督/長井龍雪
声優/佐藤利奈,新井里美,豊崎愛生,伊藤かな恵,阿部敦ほか

あらすじ
「幻想御手(レベルアッパー)」事件が解決した学園都市。事件解決に尽力したという噂が広まり、美琴はさらに有名な存在になってしまう。そんな折、常にだれかに見られている感覚に襲われる美琴

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佐天さん、反則です。

本作はとある科学の超電磁砲のOVA。
一話約35分構成ながら、ファンにはたまらない出来栄えになっている。

基本的なストーリーはとある科学の超電磁砲で活躍した
御坂美琴、白井黒子、初春飾利、佐天涙子の4人を中心としたストーリーが展開される。
とある科学の超電磁砲のレベルアッパー事件の後日、
御坂美琴が奇妙な視線を感じるようになる・・・その視線の正体とは・・・
という所からストーリーは始まる。

序盤から都市伝説である「誰かが見ている」を主軸に話が進む。
御坂美琴が謎の視線を日常の中で感じつつ、その視線に徐々に怯える。
誰かが見ているかもしれないという普通の人でもたまに感じる視線の恐怖が画面によく出ており、
ホラーテイストな感じになっているのは好感が持てる部分だ。

そんな中でそんな御坂美琴を助けようと3人が奮闘する。
それぞれの立場でそれぞれの行動を起こす様は「とある科学の超電磁砲」らしいストーリー展開であり、
4人が協力して視線の正体を突き止める展開は35分の尺を活かした
起承転結のスッキリしたストーリー構成だ。
ストーリーの内容自体は「とある科学の超電磁砲」をオモシロイと思った人なら確実に楽しめる。

更にOVAらしいセクシー要素。
残念ながらセクシー要素はお風呂のシーンのみだが本編以上にクォリティの高い作画で
「佐天涙子」や「御坂美琴」の色っぽすぎる背中やお尻、更にはぎりぎり隠される胸など
ファンならば思わず「ぐへへ」と怪しい笑いを発しそうなシーンだろう(笑)
OVAでセクシー要素に期待した方の期待を裏切らないシーンだ。

しかしながら、残念なことに今作では能力者同士の激しい戦いはなく戦闘シーンも少ない。
基本的には4人のキャラクターやシーンを楽しむものにはなっているが、
ファン向けのOVAということを考えれば無難な出来栄えとストーリーといえるだろう。

しかしながら、終盤のアクションシーンは出来がいい。
御坂美琴の能力を使った独特の移動やレールガンを使うシーンは目を離せないものになっており、
特に締めのシーンであるレールガンを川に向かって打った後、黒子が傘を持って瞬間移動してきたシーンは
キャラクターの使い方や演出が光っており、制作者のセンスを感じるシーンでした。

全体的に見て主要な4人のキャラクターの立ち位置をきっちりとつかんでおり、
パソコンでサポートする初春や黒子のテレポート、能力のない佐天さんの頑張り、美琴のレールガンと
それぞれのファンがきっちりと楽しめるシーンの数々だ。

ただ、若干ながら物足りなさを感じてしまうことは否めない。
贅沢を言えば、初春や黒子のお風呂シーンや日常のシーンがもう少しあれば
ファン向けのOVAとして文句のない出来栄えだったが、
美琴や佐天さんだけがセクシー要因として抜擢されているのは何とも(笑)
中途半端にアクション要素と日常要素があわさってしまっており、
どちらかに傾いたOVAでもよかったのでは?と思ってしまう点もあった

ファン向けのOVAなので高い評価はできかねますが、
「とある科学の超電磁砲」を楽しめた方にはしっかりと楽しめる内容になっています。
個人的には佐天さんのお風呂シーンと肩もまれてニヤニヤする黒子がツボでしたw