Steins;Gate 横行跋扈のポリオマニア

2016年6月29日

評価/★★★★☆(80点)

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岡部倫太郎が辿り着いたシュタインズゲート、
これがトゥルーエンドだぁあああ!!!

本作品はシュタインズゲートのスペシャル。
テレビ未放映のエピソードであり、シュタインズゲートのDVD9巻に収録されている
テレビアニメ最終話の後の話になっている

見出して感じるのは明るい雰囲気だろう。
岡部倫太郎が辿り着いたシュタインズゲート、
誰も死んでいない幸せな世界線での日常は非常に明るく
岡部倫太郎の極端なキャラ付けがストレートにギャグとして成立しており、
キャラクター同士の「平和な会話」が思わずニヤニヤっとしてしまうほど幸せだ

サブキャラのチョコっとした会話もたまらない。
萌郁のなんともいえないダジャレや、フェイリスの厨二全開の会話、
岡部倫太郎が辿り着いたシュタインズゲートの「幸福感」がタップリと詰まっており、
会話の後の何度もアメリカンポリスのお世話になる岡部倫太郎オチが
安定したギャグになっている。

そして「岡部倫太郎」は問いかける、別の世界線での記憶を自分以外が持っているのかどうか
特に紅莉栖は最終話の敬語からは想像できないほどいつもどおりに馴染んでおり、
だからこそ「岡部倫太郎」は問いかける
そんな問に対し否定する紅莉栖だが・・・彼女は夢の中で別の世界線の映像を見ている。

この世界線では記憶にもない彼との出来事、だが夢には何度も見る。
生々しい光景として、あの出来事の数々を。
「夢物語」のような出来事の数々を何度見ることで紅莉栖は混乱している。
この夢の内容は岡部倫太郎のいう別の世界線での出来事なのではと。
そして混乱しているからこそ・・・もはやラブコメだ(笑)

彼女が一番気にしているのは「キス」だ(笑)
この世界線では岡部倫太郎に対しそんなことをするわけがないのだが
夢の中では何度もその光景を見る、だからこそツンツンがマックスだ
オカリンに対してデレを隠しつつツンツンな態度がたまらず、
ツンツンした中でも「メイド姿」などファンサービスは忘れない。

そして2人の荒野での会話は本当にたまらない。
どっちもひねくれていて、どっちもツンツンで、どっちも素直になれない、どっちもドジだ(笑)
もはや似たもの夫婦のような二人と距離感がいじらしいほどのラブコメをしている。
そして岡部倫太郎が素直になる。
彼のストレート過ぎる告白はSFのこの作品だからこその素晴らしいセリフだ

普段の厨二病などどこにもない。真顔でストレートに彼女に思いをぶつける。
別の世界線の出来事の記憶のない彼女に、
全ての世界線の出来事の記憶があり思いがある岡部倫太郎が告白をする

「どの世界線の、どの時間、どの場所にいようとも、俺はお前が好きだった。」

過去改変も世界線も何も気にすることのないシュタインズゲートでの
岡部倫太郎の真っ直ぐな告白は見ている側が何度もそのセリフを聞きたくなってしまうほどだ
そして、そんな真っ直ぐな思いに対し「牧瀬紅莉栖」は返事をする
彼女なりのやり方で、彼女なりのツンツンなセリフで、彼女なりのデレデレな方法で。
あえてそこは描写しない、描写しなからこそ思わず叫びたくなるような
素晴らしい余韻が見ている側に伝わり、何度も聞いたあの曲で物語が終わる

全体的に見て素晴らしい後日談だ。
本来は特典映像なのでレビューする予定はなかったのだが、
あまりの完成度の高さといじらしい余韻の思わず衝動で一気にレビューを書き上げてしまうほど
この「25話」は1つの作品として素晴らしかった。

テレビアニメの最終話「24話」でこの作品は綺麗に終わっている、
だが綺麗に終わっているからこそ「あの後どうなったんだろう」という気持ちが見る側にはある
その気持を救い上げ1つの作品として、後日談として、
岡部倫太郎がたどり着いたシュタインズゲートの幸せな世界を描き、
テレビアニメの最終話を見終った時とは又違う最高の最終話を感じさせてくれた。

あくまでも後日談なので高い評価を出来ないのが残念だが
この話を見るためだけにシュタインズゲートの最終巻のBDを買っても損はない。
いや、シュタインズゲートを見た方ならこの最終話を見ずに居るのは損だ
是非身て欲しい、ぜひこの余韻を味わって欲しい。
私と同じように思わず最後に「あぁあああああ!!!」と叫んでしまうはずだ(笑)

最後にあえて言おう
エル・プサイ・コングルゥ。