いかに低予算でアニメを作れるかのギネス挑戦中なのか?「クリオネの灯り」レビュー

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評価 ☆☆☆☆☆(0点)全12話

あらすじ ずっといじめられっ子のレッテルを貼られていた実の笑顔を見たいと、方と杏子は実に話しかける。引用 – Wikipedia

いかに低予算でアニメを作れるかのギネス挑戦中なのか?

原作はオンライン小説で2012年に書籍化されている作品。
監督は石川プロ、制作はdrop、京風とまと。
監督が全く知らない方だったのだが調べたら
個人制作のアニメスタジオの方のようだ。
3分アニメを30万円で作りますみたいなことが公式Hpに書いてある

なお制作の「京風とまと」は低予算で短期で作る製作会社であり、
そこにクォリティや面白さなんてものは一切求めない制作である。
「JKめし」は私の魂にまで残るほどの駄作アニメであり、
このアニメを超える駄作は生まれないだろうと思っていたら、
「クレーンゲール」という駄作アニメを更に生み出してきた。
色々な意味で凄い製作会社だ。

見出して感じるのは「コレは本当に地上波アニメなのか?」と思うほどの
恐ろしいほどのクォリティの低さだ。
キャラクターデザインというのが存在しているのかどうかすら怪しいほどの、
落書きレベルのキャラデザ、色味の薄さ、作画の不安定さと、
1話の冒頭15秒足らずで「このアニメはダメだ」と感じさせる

間の開けかも凄い。このアニメは1話10分足らずのアニメだ。
5分アニメよりは尺に余裕があるが、普通のアニメに比べれば尺はない。
他の10分アニメの場合、詰め込んだようなテンポになることが多いが、
この作品は劇場アニメなんじゃ?と思うほどのセリフの間の明け方とテンポで、
1話10分しかないのにセリフ量の少なさとテンポの悪さは
見ている側にストレスを感じさせる。

更に声優。この作品に声優と呼べる人はほとんどいない。
主要人物は3人居るが、一人はアイドル、一人は俳優で、
声優は京風とまと作品にはなぜか必ずメインで出ている原奈津子さんくらいだ。
しっかり演技のできる中堅声優やベテラン声優などこの作品には存在しない所か、
声優と呼べる人も2割くらいしか居ない。

正直、演技が下手すぎる人しか居ない。
棒演技が一人ならまだ聞けるがメインキャラ、サブ、モブに至るまで
まんべんなく棒演技の人が存在し、
中学校の文化祭での演劇部の舞台を見ているような感覚だ。

アニメーションの質もびっくりするほど悪い。
立ち絵で動かない、同じ構図のシーンが続き、背景描写だけ無駄に気合が入っている。
どうでもいいシーンに尺を取りまくるせいでテンポも悪く、
余計なシーンとテンポを早めれば全12話なんていらないレベルの
尺稼ぎが目立ちまくる。

内容も特に面白くはない。
この作品は「いじめ」を扱っており暗い。
病弱で家庭事情が複雑で控えめな女の子がターゲットにされ、
そんな同級生を助けることのできないもどかしさを抱え、
ようやく話しかけることができたが・・・というところから始まる。

正直、小学校の道徳の時間に流れる「いじめはだめだよ」みたいな内容だ。
そこに面白さや深みなどはなく、こういったいじめを題材にした作品なら
有りがちな展開や有りがちなセリフ、ありがちなシチュエーションづくりで、
無駄にポエミーなセリフと棒演技が相まって苛立ちしか感じない。

いじめられてた娘が入院し登校しなくなると、
クラスメイトは別の同級生をターゲットにしようとしたりする。
常にギスギスした雰囲気が漂い、返信できないメールや学校には来ないのに
夏祭りなどのイベントだけでは会えるいじめられた娘など、
重くややホラーな空気感が溢れてくる。

超個人的な意見だが、いじめられた娘が亡くなり霊となって
いじめていた同級生を呪い殺すような展開になるんじゃないかと思ったくらいだ(笑)
それほど展開が進めば進むほどホラーじみてきており、
同級生も復讐される対象のようなキャラ描写しか無い。

総評

全体的に「京風とまと」という製作会社の期待を裏切らない作品だ。
クォリティが低すぎるうえに動かない、同じシーンや背景を無意味に映しまくる
アニメーションは予算の低さを感じさせ、そこに面白みは一切ない。
声優も声優と呼べるような人が少なくキャラの8割は棒演技という状況、
見るに堪えない、聞くに堪えないうえに
ストーリーもギスギスで重く暗く、ホラーな雰囲気しか無い。

制作が京風とまと、監督が個人制作の方、
その組み合わせから生まれたこの作品は同人アニメ以下であり、
高校の部活や同好会で少ない部費で、部員が声優をやって、
頑張って作りました!と言われてようやく納得できるレベルだ。

終盤のクォリティはおぞましいレベルだ。
この作画のクォリティなのに止絵の連続、全く成長しない棒演技に磨きがかる中で
ポエミーなセリフの連続、実は生霊だったヒロイン、
いじめっ子の「俺たちも別に虐めたくて虐めたわけじゃない」という謎のセリフ、
いじめっ子が反省する展開の強引さなど苦笑するしかない内容だ。

個人的な感想

京風とまとという製作会社は本当に作れば作るほどクォリティが下がってる。
JKめし、クレーンゲールと作れば作るほどより、前作の経験を生かさずに、
駄作を作り上げる製作会社であり、
本当に「いかに低予算で地上波アニメを作れるか?」というギネス記録にでも
挑戦してるんじゃないかと思うほどだ。

スポンサーや金を出す側には「低予算」は聞こえは良いかもしれないが、
もう京風とまと制作のアニメはこりごりだ・・・