「ストライクウィッチーズ 501部隊発進しますっ!」レビュー

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コメディ
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評価 ★★☆☆☆(24点) 全12話

あらすじ 人類の防衛線『第501統合戦闘航空団』に宮藤芳佳が入隊!・・・しかし、肝心の敵・ネウロイはなかなかやってこず引用- Wikipedia

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地上波でやる必要があったか?

本作品は「ストライクウィッチーズ」のスピンオフ作品。
監督は伊藤史夫、制作はAcca effe 戯画プロダクション
伊藤史夫氏は本作品が初監督作品で、もともとは演出家の方。

ストパン感と同人感


引用元:©2019 島田フミカネ・藤林真・KADOKAWA/501部隊発進しますっ!

OPから「ストライクウィッチーズ」感がすごい。
石田燿子さんが歌ってるOPと主人公を演じる福圓美里さんの声を聞くと
自然とストパン感が強まり、雰囲気が出る。
しかし、その一方で本編が始まると違和感のほうが強まる。

特にキャラクターデザインはコメディタッチかつデフォルメされている。
もともとのストライクウィッチーズのキャラデザと作画は
アニメでは素晴らしい出来栄えだったため余計にそのギャップが強い。

他の作品でもこういったデフォルメキャラでコメディタッチの
ミニアニメが作られることはあるものの、
この作品はっきり言ってデフォルメキャラが可愛くない。
手抜きに感じるほどのキャラクターデザインと作画の微妙さは
スピンオフというよりは「同人誌」を見てるかのような感覚だ。

知ってる前提


引用元:©2019 島田フミカネ・藤林真・KADOKAWA/501部隊発進しますっ!

スピンオフである以上、ある程度仕方ない部分はあるのだが
本編を見ている前提、キャラクターを知ってる前提の部分が非常に多い。
しかも、これでストライクウィッチーズ自体が最近やったアニメならば
知ってる人も多く、スピンオフを楽しめる人も多かっただろう。

しかし、ストライクウィッチーズシリーズとしては
「ブレイブウィッチーズ」が2016年にあったものの、
ストライクウィッチーズの1期はもう11年前、2期でも9年前の作品だ。
正直、よっぽどのファンでない限りは忘れてる部分が多い人も多いだろう。

ある意味で今もなおストライクウィッチーズを見返したりしてる
コアなファンに向けた作品になってしまっている。
視聴者層がかなり限られてしまい、正直厳しい部分が多い。

もう少し「ストライクウィッチーズ」という作品を知らなくても
楽しめる内容になってるなら別だが、
ある程度キャラクターを把握していることが前提のギャグであり、
キャラクターを知らなければ笑いづらい部分も大きすぎる。

テンポ


引用元:©2019 島田フミカネ・藤林真・KADOKAWA/501部隊発進しますっ!

ただ逆に言えばある程度キャラクターを把握してれば楽しめる部分もある。
爆笑こそできないもののクスクスとした日常コメディになっており、
本編で感じたキャラクターの可愛らしさがあるからこそ
この作品でのゆるいキャラクター描写で笑うことができる。

ただそれでもテンポが悪いと感じる時がある。
1話15分という尺が故に本来はもう少し畳み掛けるように
1つ1つの話の起承転結を勢い任せにやったほうが面白いのに、
それゆるい雰囲気でやってしまうため、笑いにキレがない。

だらーっと本編が描かれてだらーっと終わる。
1話5分でやったほうが同じ内容でも勢いがつく分、
面白かっただろうなと感じてしまう。

文字演出


引用元:©2019 島田フミカネ・藤林真・KADOKAWA/501部隊発進しますっ!

たまに背景の方にいるキャラクターのセリフが文字で表示されることがある。
これは漫画という媒体なら吹き出し以外の部分でキャラが喋ってる
演出であることはわかるのだが、それをアニメでやっても意味がない。
原作の漫画の内容をそのままアニメにしてるだけで、
そこをきちんと漫画をアニメに変換しきれてない部分が目立つ。

アニメーションとして動きの部分も少なく
アニメーションとしての面白さがない。
ギャグアニメとしての「演出の悪さ」もところどころ感じる部分があり、
監督の経験不足を作品の中ですごく感じてしまう。

総評:コアなファン向け作品


引用元:©2019 島田フミカネ・藤林真・KADOKAWA/501部隊発進しますっ!

全体的に見てあくまでもこの作品はコアなファン向けの作品だ。
本編が今から約10年前の作品であることを考えると
限られた視聴者層に向けた作品に仕上がってしまっており、
それを考慮しても「アニメ」としての出来栄えが悪い部分が多い。

デフォルメされたキャラクターデザインは本編のような可愛さを感じず、
間延びした1話1話の話は1話15分を持て余してる感じも強く、
演出の弱さや、ただ原作の漫画をそのままアニメ化してるだけのような
制作側の力不足を感じる部分も大きい。

ストライクウィッチーズのファンならば1話から最終話まで楽しめる。
しかし、ファンと言うほどでもなくそこそこくらいなら微妙、
ストライクウィッチーズを見たこともない人ならば楽しめないという作品だ。
これが本編の特典としてのアニメならば何の問題もない作品だが、
地上波という媒体でやる必要があったのか?と感じてしまう作品だった。

個人的な感想:逆に


引用元:©2019 島田フミカネ・藤林真・KADOKAWA/501部隊発進しますっ!

久しぶりにストライクウィッチーズ本編が見たくなってしまう作品だ(笑)
この作品のキャラクターは好きなだけに、
久しぶりに501の彼女たちの姿を見ると、この作品が色々と中途半端なだけに
本編をもう1度見たくなってしまう。

来年には本編もやるようなのでものすごく期待しているのだが、
また制作が変わってるのも気がかりだ(苦笑)
GONZO、AIC、SILVERINKと変わりまくり、
来年は「david production」らしい。ただdavid productionは
GONZOの方が立ち上げた会社なので期待はしていいかも知れない

正直、個人的にはオリンピックよりも
「ストライクウィッチーズ ROAD to BERLIN」が楽しみだ(笑)

コメント

  1. 名無しさんアニメいっぱい より:

    こんにちわ。たまに見に来て楽しませて頂いています!
    ブログ主さんとは好みも評価(点数)も何故か被ることが多い(^^;)のですが、
    時折、アニメを見るよりこちらの記事の文章の方が面白いということが多々あるのです。
    ほんとうにたまになんですが、その時はとても参考になってます。先日,同じアニメ好きの友人一名にも、このサイトのこと勧めちゃいました
    今後もブログ主さんの記事を楽しみに読ませて頂きたいと思っています。無理はせずこれまで通りマイペースみたいな感じで頑張ってくださいね。
    ワガママ言っちゃうと質の良い面白いアニメがもっとでてきてくれれば、といろんなアニメ会社にはそれぞれ期待しちゃっていますw
    ありがとうございました。

  2. 猫まっしぐら より:

    ストパン?見てなくて元のキャラクターをよく知らない分逆にいろいろ想像できて楽しめた。みんなほどよく狂っててよかったよ。
    むしろ元ネタを知らない方が楽しめる作品なのでは。