かつては「100億」という壁はジブリにしか突破できないものでした。
しかし、アニメ映画界隈はがらりと変わりました。
今から10年前に君の名は。が上映され、そして、その4年後の
鬼滅の刃 無限列車編で日本のアニメ映画業界にブームが巻き起こりました。
- 100億円越え
- 19位 チェンソーマン レゼ篇 100億円 (2025年)
- 18位 シン・エヴァンゲリオン劇場版:|| 102億円 (2021年)
- 17位 劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦 110億円 (2024年)
- 16位 風立ちぬ 120億円 (2013年)
- 15位 劇場版 呪術廻戦 0 138億円 (2021年)
- 14位 名探偵コナン 黒鉄の魚影 138億円 (2023年)
- 13位 天気の子 142億 (2019年)
- 12位 名探偵コナン 隻眼の残像 144億円 (2025年)
- 11位 すずめの戸締まり 149億 (2022年)
- 10位 崖の上のポニョ 155億 (2008年)
- 9位 名探偵コナン 100万ドルの五稜星 157億 (2024年)
- 8位 THE FIRST SLAM DUNK 164億 (2022年)
- 7位 ハウルの動く城 196億 (2004年)
- 6位 もののけ姫 201億 (1997年)
- 5位 ONE PIECE FILM RED 203億 (2022年)
- 4位 君の名は。 251億 (2016年)
- 3位 千と千尋の神隠し 316億 (2001年)
- 2位 劇場版 鬼滅の刃 無限城編 第一章 猗窩座再来 389億 (2025年)
- 1位 劇場版「鬼滅の刃」無限列車編 404億 (2020年)
- 100億が「異常」ではなくなった時代
100億円越え
ジブリでなければ突破できなかったはずの
100億円という興行収入のラインを飛び越える作品がどんどん出てきました。
現在、日本のアニメ映画で日本国内の興行収入100億円突破した作品が
19作品ほどあります。
そこで、今回は日本のアニメ映画を興行収入ランキングとして
振り返っていきたいと思います
19位 チェンソーマン レゼ篇 100億円 (2025年)

この数字は現時点での数字ではありますが、
あのチェンソーマンが100億の壁を突破するとは
誰も予想していなかったかもしれません。
制作側ですら30億いくかどうか、海外含めて
50億いければいいよねくらいの予想がされていました。
しかし、ふたを開ければとんでもない大ヒット。
TVアニメ版のチェンソーマンは賛否両論でしたが、
総集編を映画公開前にやることで、賛否両論の部分のテイストがかなり薄くなり、
それに伴い映画への期待感もすさまじいものになっていました。
そして映画自体も素晴らしいものでした。
TVアニメの地続きでありながらボーイミーツガールなストーリーと
チェンソーマンらしいラストは映画としての満足度があり、
B級映画的要素をMAPPAらしい作画全開で描いたことで
「エンタメらしい」エンタメ映画に仕上げることで多くの人を虜にした作品でした。
2025年内で100億突破し、紅白には主題歌を歌う米津さんが
サメにのって歌うという姿も拝むことができました(笑)
18位 シン・エヴァンゲリオン劇場版:|| 102億円 (2021年)

エヴァンゲリオンシリーズの最終章となった本作品、
この作品はまるで卒業式のような作品でした。
新世紀エヴァンゲリオンという作品はある種の呪い、
楔のように見た人を良くも悪くも虜にします。
答えのない部分に答えを求めて考察をしたりしつつ、
TVアニメ、劇場版と楽しみ、そして序破では
明るく見やすくなったエヴァにきれいに完結してくれるという
期待感をつのらせてくれました。
しかしQでまたエヴァは私達を突き放しました。
そんなQから8年後のこの作品。
エヴァというものに私達も制作もキャラクターでさえも囚われ続けた
25年、そんな25年の月日からの解放は
多くの人が涙しつつも、エヴァらしく否定的な意見も生まれました。
特典商法などもかなりえぐい感じではありましたが、
最終的に102億円という興行収入を叩き出し、
有終の美を飾ることになった作品でした。
17位 劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦 110億円 (2024年)

これは正直予想外な興行収入でした(笑)
ハイキューという作品自体は私も見たことがありますし、
面白さもわかっています、人気なのも知っていました。
とはいっても興行収入は行っても50億くらいかなと思っていたら
あっというまに100億突破で度肝を抜かれた思いでした。
しかも、この作品はハイキューの続編映画として
2作品制作される予定で、1作目で100億突破という
素晴らしいスタートを切っています。
2作目が同じように100億超えるのか、
それとも更に興行収入を伸ばすのか…
アニメ映画バブルというのもあると思いますが、
ハイキューの人気の凄さを感じる作品でもありました。
16位 風立ちぬ 120億円 (2013年)

宮崎駿監督、ジブリによる映画作品で
エヴァの監督である「庵野監督」が主人公を演ずることで
いろいろな意味で話題になった作品でした(笑)
最新作である「君たちはどう生きるか」が
93億とギリギリ100億突破しなかったのに対し、
この作品は120億という素晴らしい興行収入になっています。
公開されたのは2013年でまだジブリが元気だったころというのも
あったのかもしれません、実際に私も映画館に訪れましたが、
幅広い年齢層の方がこの作品をみていたことを覚えています。
飛行機の設計士である主人公は時代に、震災に、戦争に飲み込まれていく。
そんな激動の人生は物語の派手さはないものの、
ジブリによるアニメーションが地震のシーンなど
1度みたら忘れられないシーンに仕上げています。
ストーリーに関しては子供向けとはいい難いのですが、
大人が観るからこそ染み渡る人生と愛の話が詰まった作品でした。
15位 劇場版 呪術廻戦 0 138億円 (2021年)

鬼滅の刃無限列車編がとんでもない興行収入を叩き出し、
更に呪術廻戦0が100億を超える興行収入を記録したことで、
アニメ映画ブームが本格的に始まり、
同時にジャンプアニメブームも始まった印象があります。
この作品は呪術廻戦の前日譚な作品であり、
本編の主人公である虎杖悠仁は出てきません。
そのかわりに乙骨裕太というキャラクターが主人公となり、
先生である五条悟と絡めつつ、物語が展開していきます。
鬼滅の刃無限列車編と違うのは、
前日譚であるがゆえに本編を見ていなくとも
楽しめるという点は大きかったと思います。
もっともハイキューもそうですが、今や100億超えるかどうかは
映画単体作品でなくとも問題なくなってはきていますが(苦笑)
呪いというものが存在する世界で、
乙骨裕太にかけられた呪い、幼馴染であるリカちゃんとの
エピソードは「純愛」そのものであり、
1本の映画のストーリーとして素晴らしい余韻を感じさせてくれるものでした。
14位 名探偵コナン 黒鉄の魚影 138億円 (2023年)

コナン映画を長年追い続けるものとして、
この作品は忘れられない記念作品となりました。
コナン映画の歴史は古く、30年近くやってるわけですが、
興行収入100億円の壁というのがなかなか突破できずにいました。
それこそゼロの執行人のときは
安室さんを100億の男にするんだ!とファンが息巻いており、
91.8億円まで興行収入が伸びたものの、100億届かず。
2022年には97.8億とギリギリ届かないラインまで
興行収入がのびたところで、2023年にようやく突破しました。
コナン映画らしいコナン映画と言える作品でした。
灰原哀を中心とした黒ずくめの組織が多く登場する
映画だからこその展開と緊迫感、
そしてコナン映画だからこその爆発とスケボーシーンが素晴らしく、
コナンファンもコナン映画ファンも楽しめる作品に仕上がっていました。
13位 天気の子 142億 (2019年)

新海誠監督が「君の名は」でとんでもない興行収入を叩き出し、
新海誠監督自身に注目が集まる中での作品でした。
「君の名は」が251億円の興行収入を叩き出したことを考えると、
やや右肩下がりになってしまったものの、142億円というヒット、
2作連続の100億円越えというのは前代未聞なことでした。
特にこの作品は「新海誠監督」らしさが強烈に出ている作品でもあります。
雨が振り続ける東京、そんな雨を止めることのできる少女が、
家出少年と出会うことで動き出す物語は、どこか無鉄砲でがむしゃらでした。
ツッコミどころもかなり多い作品ではあるのですが、
あえて新海誠監督らしさの1つでもある「セカイ系」、
そんなセカイ系における「セカイ」か「彼女」かという
究極の選択を主人公に迫り、彼女を選ぶ。
その果てのラストのシーンは衝撃的で
見た瞬間に思わず笑ってしまうほどでした。
いい意味で新海誠監督らしい作家性を強く感じる作品であり、
私個人としては大好きな作品の1つです。
12位 名探偵コナン 隻眼の残像 144億円 (2025年)

2025年公開の最新コナン映画。前作『100万ドルの五稜星』で
シリーズ最高を更新しましたが、今作はやや勢いが落ち144億円となっています。
個人的には2024年の映画よりも本作品のほうが好きなのですが、
ある程度メインとなるキャラクターに左右される部分はあるのかもしれません。
それでも100億円超えというのは異様であり、
コナン映画らしいアクションの数々、
ラストのやりすぎともいえるほどの攻撃には思わず笑ってしまいました。
ある種のセルフオマージュ的な部分もあり、
コナン映画を見続けてきた人ほど刺さる作品かもしれません。
11位 すずめの戸締まり 149億 (2022年)

君の名は、天気の子、そして「すずめの戸締まり」と
3作連続、100億という興行収入を突破した記念すべき作品です。
新海誠監督作品は基本的に男性が主人公の作品でしたが、
この作品では女性を主人公にしており、
新海誠監督らしいボーイミーツガールではありつつも重い作品でした。
君の名はでは時間のズレを恋愛ドラマに落とし込み、
天気の子では「セカイ系」を描いていました。
そんな中ですずめの戸締まりは
また違った角度で作品が作られていました。
誰しもが心の中にあるトラウマ、
閉じ込めていても時折あふれてきてしまう心の傷、
それを「扉」と「地震」で比喩している大胆な作品でした。
あの震災のトラウマが日本人にはあり、
地震大国の日本だからこそ多くの人に刺さった作品かもしれません。
10位 崖の上のポニョ 155億 (2008年)

公開当時はTVで「ポーにょぽーにょポニョ魚の子」と
歌が流れまくっていました。ヒットした作品にはヒット曲がつきもの、
君の名はしかり、鬼滅の刃しかり、
のちのアニメ映画ブームにつながる「曲のインパクト」というのもの
ポニョにはあったかもしれません。
宮崎駿監督が久しぶりに子供向けっぽいアニメ映画を手掛けており、
そのあたりも話題になりつつ、シンプルなストーリーではあるものの、
その裏に隠された大人向けの内容は考察勢もうならせ、
ジブリというブランドの力強さを感じさせる作品でもありました。
ファミリー層を獲得できるジブリは強い、
アニメ映画はいかに多くの人に、ファミリー層を獲得するかで
興行収入ががらっと変わりますが、ジブリはまさに
そんなファミリー向け映画の代表格なのかもしれません。
9位 名探偵コナン 100万ドルの五稜星 157億 (2024年)

コナン映画がついに「毎年100億が当たり前」という
異常なフェーズに突入したことを決定づけた作品です。
前年に100億を突破し、勢いそのままに157億円という数字を叩き出しました。
舞台を北海道・函館に移し、怪盗キッドと服部平次を前面に押し出した構成は、
完全に「誰が来ると数字が伸びるか」を理解した作りです。
安室さん、赤井さん、黒の組織や灰原哀、
人気キャラクターの人気も映画を作るたびに盛り上がっていっている印象です。
ある意味で非常に計算高く、その計算がしっかり当たっているのが
恐ろしいところです。もはやコナン映画は
「面白いからヒットする」のではなく、
「ヒットする構造が完成している」シリーズに到達したと
感じさせる1本になっています。
8位 THE FIRST SLAM DUNK 164億 (2022年)

公開前の情報統制、原作者・井上雄彦による完全主導のストイックすぎる作風。
正直、ここまでヒットするとは予想できませんでした。
キャラクター紹介を極力排し、 バスケの試合を「体験させる」ことに
全振りした映像表現は、鬼滅の刃やチェンソーマンというTVアニメの延長線上に
ある映画とはまったく別物といってもいいでしょう。
スラムダンクという日本人ならば誰もが知る作品ではあるものの、
連載もアニメもずいぶん前に終わった作品です。
最近のTVアニメのブームであるリメイクものも多いのですが、
その多くがヒットとは言えないものがほとんどです。
そんなスラムダンクという巨大IPを使い、
1本の映画として勝負した作りで164億円。
アニメ映画の可能性を一段階引き上げた作品だったと思います。
7位 ハウルの動く城 196億 (2004年)

この作品の当時のインパクトはすさまじいものがありました。
木村拓哉主演という話題性、 そしてジブリブランドの全盛期。
ヒットする要素がこれでもかと詰め込まれています。
ストーリーは若干わかりにくい部分もありながらも、
それでも約200億近く稼いでしまうのが当時のジブリの恐ろしさを感じさせます。
これは今の日本の映画のヒットにもかかわる部分であり、
ブランドとしての知名度と信頼が無条件に客を呼び、
「細かいことはいいからとりあえず観に行く映画」がヒットしやすい部分はあります。
そういうアニメ映画が今でこそ増えましたが、
当時はジブリくらいしかそういうブランドがアニメ映画にはなく、
ジブリが絶対的だったからこその大ヒットだったといえる、
そんな時代を象徴する1本かもしれません
6位 もののけ姫 201億 (1997年)

日本のアニメ映画において、「200億」というラインを最初に
現実のものとして見せた作品です。
ジブリブランドというものをより強固に、そして絶対的なものにした
作品といってもいいかもしれません。
自然と人間の対立という重たいテーマ、 血なまぐさい描写、
決して子供向けとは言えない内容はそれまでのジブリ作品とは
やや方向性も違います。
娯楽として消費されるアニメ映画ではなく、「永遠に語られる映画」として
アニメ映画が1つ上のものになった作品といえるかもしれません。
バブル崩壊後の日本の陰鬱とした空気、
そんな空気をまとう中で本作品は「生きろ」と叫び、
エヴァは「みんな死んでしまえばいいのに」と嘆く。
時代が生み出した両極端な名作の対比も面白く、
ジブリが特別な存在である理由を、数字でも内容でも証明した一本です。
5位 ONE PIECE FILM RED 203億 (2022年)

時流に乗ったアニメ映画ともいえる作品かもしれません、
アニメ映画が100億円というラインをポンポン超える中で
ワンピースという巨大IPと「Ado」という新進気鋭の歌姫がタッグを
組んだことでとんでもないヒットになった作品でした。
ウタという新キャラクターを軸に据え、
Adoの楽曲を全面に押し出した構成は、
映画というよりライブイベントに近い体験でした。
それゆえに賛否は分かれる部分は当然ありましたが、
それ以上に「観に行く理由」を作ることに成功した作品ともいえるかもしれません。
ワンピースというIPの底力を、改めて見せつけられた結果が
203億円だったと思います。
4位 君の名は。 251億 (2016年)

あくまで私の感覚ではありますが、 この作品以前と以後で、
アニメ映画の扱われ方は完全に変わった感覚があります。
日本のアニメ映画史における分水嶺ともいえる作品かもしれません。
鬼滅の刃が出るまで、「これを超える作品はもう出ないだろう」と
多くの人が本気で思っていた作品であり、 ジブリのようなブランド力も、
細田守監督ほどの知名度も、鬼滅の刃のような原作もない。
そんな新海誠監督の作品が250億を超えるヒットになったのは
いまだに信じられない部分もあります。
ボーイミーツガールと主題歌のインパクト、
そのインパクトはのちのアニメ映画にも大きな影響を与え、
似たようなリアルな背景のアニメ映画が妙に増えたり、
青春SF恋愛映画も数多く生まれました。
それほどこの作品の影響は大きく、
アニメ映画といういうものにたいする世間の見方すら変わり、
のちの鬼滅の刃などのヒットにもつながったと私は感じています。
3位 千と千尋の神隠し 316億 (2001年)

長らく、日本映画興行収入の頂点に君臨し続けた作品で、
もはや説明不要の名作中の名作。
子供向けでも大人向けでもない、 不思議で、不気味で、
それでも惹きつけられる世界観。
その蠱惑的な魅力が詰まった内容は何度も観たくなる魅力があります、
「もののけ姫」で絶対的な立ち位置だったジブリが、
もはや神格的なものにまで祭り上げられた部分もあり、
300億という数字のインパクトはすさまじいものがあります。
今の時代だったら300億という数字はあり得る数字ではありますが、
「ありえないもの」だった時代に叩き出された316億。
完全に別格の存在であり、不動の地位を譲ることにはなったものの、
あの時代に300億を叩き出した事実は変えることができません。
2位 劇場版 鬼滅の刃 無限城編 第一章 猗窩座再来 389億 (2025年)

鬼滅の刃という作品はバケモノとしかいいようがありません。
前作はコロナということもありましたが、
今作はそういった特別な状況ではありません。
それなのにすでに389億、あくまでも現時点での興行収入であり、
無限列車編を超える可能性すらあります。
社会現象が一過性のものではなかったこと、 鬼滅の刃という作品が
「化け物」であることを 数字で証明してしまいました。
実際に映画自体のクオリティもすさまじいものがあり、
Ufotableだからこその立体感のあるカメラワークと
ド派手なエフェクトの数々が戦闘シーンを盛り上げています。
これぞまさに「映画体験」、 これが現代アニメ映画の最前線とも
いえる作品であり、第一章でこの結果を残し、
第二章、第三章でも少なくとも300億は超えることでしょう。
興行収入ランキング上位を鬼滅の刃が支配する日は
そう遠くない未来に訪れる現実であり、その未来が訪れる前に
この記事が出来上がってよかったです(笑)
1位 劇場版「鬼滅の刃」無限列車編 404億 (2020年)

アニメ映画という枠を完全に破壊した作品です。
映画だけでなく「アニメ」という概念、オタクではない人が
アニメというものに対するイメージをがらりと変えました。
コロナという特殊な状況だったことは否めません、
あのとき多くの日本人は「娯楽」を求めていました。
そんな中で公開されたこの作品は娯楽を求めていた日本人に
深く突き刺さり、まさに「社会現象」を巻き起こしました。
猫も杓子も、老若男女問わず多くの人が映画館に足を運び、
TVアニメも原作も見てない人が「映画」をみるために鬼滅の刃に
足を運んでいました。
その結果が400億超え、ジブリでもない、細田守監督でもない、
新海誠監督でもない、しかもTVアニメの続編が400億を超えるというのは
「あり得ない」ことでした。
そんなあり得ないことを実現してしまったこの作品であり、
後にも先にも鬼滅の刃以外でこれ以上の数字が実現することは
少子化の日本ではもはやあり得ないかもしれません。
100億が「異常」ではなくなった時代
振り返ってみるとやはり感覚がマヒしてしまったなと感じてしまいます。
かつては 「ジブリ以外が100億を超えるなんてありえない」といわれ、
そんな時代が確かにありましたが、今はどうでしょうか。
国民的アニメ、ジャンプアニメからオリジナルまで、
TVアニメの続編から前日譚ですら、平然と100億を超えてくる時代になっています。
この流れを決定的に変えたのが
『君の名は。』と『鬼滅の刃 無限列車編』
この2本であることは疑いようがありません。
この2本だけが100億を超えたのならともかく、
2本以外にも多くの作品が100億の壁を突破しています。
その結果、100億円という数字が夢ではなく目標になってしまった
という、ある意味で恐ろしい時代に突入しました。
ここまでアニメ映画というものが世間でも話題になり、
オタクという言葉の意味すらも広がり、
一般化したことは10年、20年前には想像もできませんでした。
100億超えた19作品のうち、14作品が2016年以降、
ここ10年の作品です。
この10年の伸び方というものにはすさまじいものがあります。
そう考えると、 10年後のアニメ映画界も
今では想像できない世界が広がっているかもしれません。
400億を、鬼滅の刃を超えるアニメ映画が生まれる、
そんな日ももしかしたら、遠くないのかもしれません。
このランキング自体も2026年1月現在のものです。
果たして2036年1月にはどうなっているのか…
10年後が楽しみですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。

