「ハイスクールD×D」レビュー

2018年7月7日

評価 ★★★★☆(66点) 全12話

あらすじ 駒王学園に通うイッセーこと兵藤一誠は、女生徒達から変態扱いされ彼女もできないことで、寂しい思いをしていた引用- Wikipedia

これぞ王道ハーレムファンタジー!

原作はライトノベルな本作品。
監督は柳沢テツヤ、制作はティー・エヌ・ケー。
なおキャッチコピーは「ハーレム王に、俺はなる」らしい。

見出して感じるのはエロスだろう(笑)
始まって早々、パンチラや裸、下着のシーンのオンパレードで
放送局にもよるが乳首などの描写も繊細にされており、
いわゆる「光による規制表現」のあるアニメだ。
なおBDでは規制は全て取っ払われており見え過ぎなくらい見えている(笑)

やや濃ゆい色合いのキャラクターデザインと直接的なセクシー描写は、
どことなくオープンなエロスで不思議とあまりエロく感じない。
漫画家の「永井豪」的なエロさといえばわかりやすいだろうか。
「たぷんっ」とおっぱいが揺れると音がしたりするほどこだわっており、
シリアスな状況の中でも必ずエロスが挟み込まれる。


引用元:©2012 石踏一榮・みやま零/株式会社KADOKAWA 富士見書房刊/ハイスクールD×D製作委員会

こういったセクシーなアニメはあまり好きではないという方も、
大胆な描写な割にはオープンなエロスなのでエロさを感じにくく、
ある意味で「お約束的なエロギャグ」のようにも見える描写で
1話からメインヒロインと主人公が裸で一夜を共にするアニメなど
なかなかお目にかかれないだろう。

ただ、話が進めば進むほどエロ描写はかなり過激になる。
特に主人公が「必殺技」を入手してからはエロが加速している、
視聴者によっては「あり」といえば「あり」であり、
清々しいまでのオープンなエロスを貫き通してはいる

ストーリー的にはストレートなライトノベルファンタジーだ、
悪魔や堕天使が居て魔法陣が出てきて、実は主人公はすごい力を持っていてと
いわゆるこういったファンタジー作品におけるテンプレート的な要素が多く、
そこに最近のラノベ原作らしいエロやキャラ設定、
パロディネタなどをおりまぜている。


引用元:©2012 石踏一榮・みやま零/株式会社KADOKAWA 富士見書房刊/ハイスクールD×D製作委員会

話がわからないということは一切ない。
主人公が力をくれ!と叫べば、力が手に入り、敵がわかりやすく敵であり、
主人公がまっすぐな熱血タイプかつ性に忠実である(笑)
90年台前半の主人公のようなまっすぐな彼の行動原理や言動に、
素直に共感することができ、ストーリーに入り込むことができる

本当にすっきりと「清々しい」作品だ。
小難しい設定だったり、主人公が気取ってたりなよなよしてるわけでもない。
主人公がうじうじと悩むことはなくストレートな熱血系主人公で分かりやすく、
だからこそシンプルにストーリーを楽しむことができる。

ストーリー展開自体もものすごくわかりやすい。
すごい力を持っていたせいで殺された主人公だがヒロインの力で
悪魔として転生したが、悪魔同士の戦いや堕天使との勢力争いに
巻き込まれていき…とそれ以上でもそれ以下でもない。シンプルな内容だ。


引用元:©2012 石踏一榮・みやま零/株式会社KADOKAWA 富士見書房刊/ハイスクールD×D製作委員会

基本のストーリーは単純だが主人公に感情移入しやすく、
またヒロインがそれぞれ可愛らしい。
「永井豪」的な肉感的なヒロインとロリっぽいヒロイン、
メインの4人のヒロインがそれぞれきちんとキャラが立っており、
それぞれの可愛さと「エロさ」を兼ね備えている。

そして戦闘シーン。この作品の主人公の力は至ってシンプルだ。
「10秒毎に力を倍加していく」という能力であり、
それを駆使して戦っていき、修行して強くなり新しい力をつけと、
熱血作品の主人公らしい強くなり方と能力だ。
更にこの作品の主人公らしい新しい能力。

必死に修行をして手に入れた力が女性の服を脱がす能力である。
シリアスな状況の中での戦闘シーンでも敵の女性に触れ、素っ裸にする。
もはや真面目なんだかギャグなんだかよくわからない雰囲気が、
この作品らしい空気感を生んでおり、
「今、裸にする必要あったかな?」というシーンでさえ裸にする(笑)


引用元:

それだけでなく決めるときはきっちりと決める。
「王道」な本作品だからこそ王道な主人公の覚醒した姿は素直にかっこよく、
自らの腕を犠牲に10秒だけ力を手に入れる展開など、
80年台の熱血漫画の主人公のような少年心をくすぐる展開を見せてくれる

ストーリー的にも1クールできっちりとまとめてあげており、
同時に2期も十分に出来る内容になっており、
「俺たちの戦いはこれからだ!」的な締め方で、
一期だけでもきっちりとストーリーが起承転結しており、
見終わった後にモヤモヤした感じが残らないのも好印象だった


引用元:©2012 石踏一榮・みやま零/株式会社KADOKAWA 富士見書房刊/ハイスクールD×D製作委員会

総評

全体的に見て久しぶりに王道かつライドノベルらしいアニメだった。
ストーリーは学園ファンタジーでありありがちではあるものの、
そこに永井豪作品的な「エロス」が交わることでいいバカバカしさ生まれ、
きっちりとしたキャラクター描写だからこそ魅力的に感じるキャラだからこそ、
王道のストーリーを素直に楽しむことができる。

こんなことを書くとただの懐古厨と思われるかもしれないが、
ある種、新しいライトノベルの要素と古いライトノベルの要素が
うまい具合に融合されており、すっきりと楽しむことが出来る作品だ。

欠点を述べるとすれば、俺たちの戦いはこれからだ的な話で
まだまだストーリーは続きそうな所や、
露骨なエロ要素は好き嫌いが別れるという点が気になるものの、
それ以外は清々しいまでにライトノベルなファンタジーアニメだ。


引用元:©2012 石踏一榮・みやま零/株式会社KADOKAWA 富士見書房刊/ハイスクールD×D製作委員会

個人的な感想

個人的には以外なほど面白かった作品だ。
再レビューにあたり3度目の視聴だったが、飽きることはなく新鮮に楽しみ、
なおかつ「ああ、この作品やっぱり面白いな」とひしひしと実感できる。
面白い作品は8年という時間が立っても面白かった。

2期、3期、4期を見るのが今から楽しみだ