「ピーター・グリルと賢者の時間」レビュー

3.0
セクシー

評価 40点 全12話

あらすじ ピーター・グリルは武闘祭を勝ち抜き、ついに最強の称号を手に入れた引用- Wikipedia

求めよ!最強の子種

原作は月刊アクションで連載中の漫画作品。
監督は辰美、制作はWolfsBane

地上最強の男


画像引用元:ピーター・グリルと賢者の時間 1話より
©檜山大輔/双葉社・「ピーター・グリルと賢者の時間」製作委員会

1話、主人公が武闘会で優勝するところから始まる。
この作品の世界はいわゆる「異世界」であり、様々な種族が暮らす世界だ。
様々な種族が存在する世界で主人公はヒューマン、人間でありながら
最強の称号を手に入れる。
しかし、最強という名の称号は同時に「女難」も舞い込んでくる。

「子種」である(笑)
強い子孫を残すために最強の戦士である主人公の「種」を求め迫ってくる。
一人や二人ではない「国家」レベルで主人公の子種が狙われる。
だが、主人公には「想い人」がいる。同じヒューマンであり、清楚な騎士。
箱入りで清楚であるがゆえに性の知識は一切ない。

2年も付き合ってるのにそういった事が一切ない。
一切がないがゆえに誘惑に負け過ちを起こしてしまう。
本来こういったハーレム者なら主人公はなんだかんだいって過ちを起こす事はない。
だが、この作品の主人公は性欲に負ける。

負けたあとに彼は後悔する。なにをしてしまったんだと。
賢者の時間である(笑)1話から非常にわかりやすい展開と方向性を示しており、
安定の光規制も入ることで懐かしい「紳士」アニメのノリを全開でやっている。
毎話のように想い人との関係性を少しずつ進めながらも
裏では色々な女の子とヤってしまい後悔する。

まさに賢者の時間というタイトルに相応しいアニメだ。
主人公を演じているのが「下野紘」さんなのもどこか懐かしさを感じる。

パターン化


画像引用元:ピーター・グリルと賢者の時間 1話より
©檜山大輔/双葉社・「ピーター・グリルと賢者の時間」製作委員会

この作品はある程度、話の展開がパターン化している。
種族の本能、国同士の政治的な問題、最強の称号を手にしたがゆえに
主人公のもとにはありとあらゆる種族の女性が訪れ、彼の子種を求める。
それを毎回、1度は拒絶し我慢するものの結局ヤってしまい
賢者の時間が訪れるというものだ。

ワンパターンやパターン化といってしまうと欠点に聞こえるが、
様式美ともいえるお約束的な流れだ。見ている側もだいたい予想できる。
「今は拒絶してるけど結局やるんだろうな」と。

キャラクターデザインも優秀で作画も美麗であるがゆえに、
話の流れは似通っていても、色々な方法でやる流れになる展開は面白く、
正攻法で迫ったり、脅したり、魔法をかけたり、泣き落としをしたりと、
女の子によって手段が異なり、ある程度展開が読めるがゆえに安心感がある。

何度も訪れる女難と賢者の時間。
果たして彼は本当に好きなヒロインと結ばれることができるのか。
あと何度、賢者の時間が訪れればいいのか(笑)
1話15分だからこそテンポもよくサクサクと話が進み、
どんどんとヒロインが増えていく。

終盤


画像引用元:ピーター・グリルと賢者の時間 10話より
©檜山大輔/双葉社・「ピーター・グリルと賢者の時間」製作委員会

ただ、何故か終盤、そのパターンから外れきちんとしたストーリーを展開する。
主人公ではなくサブキャラの男の朝チュンまで描くのは
この作品らしい面白ではあるものの、
終盤から一気にセクシー要素がなくなってしまいやや物足りない。

話としても完全に「俺たちの戦いはこれからだ」で
やや話の区切りが良いとは言えないところでバッサリと終わってしまい、
原作が続いているがゆえにきちんと物語を終わらせられない
制作側のもどかしさを感じるような展開で終わってしまう。

序盤から中盤までのバカバカしいノリを終盤でも貫けられなかったのは
やや残念なところだ。

総評:シンプルな紳士アニメ


画像引用元:ピーター・グリルと賢者の時間 4話より
©檜山大輔/双葉社・「ピーター・グリルと賢者の時間」製作委員会

全体的に見てバカバカしいエロコメディとしてはよく出来ている作品だ。
最強の称号を手に入れてしまい、色々な種族の女性から子種を求められる。
この設定でありとあらゆる手で話を展開しており、
そこに可愛らしいヒロインが迫ってくるセクシーがありつつ、
毎話、安心感のある面白さのある作品だった。

ただ終盤では少し話が脇道にそれてしまった感じもあり、
話自体も中途半端なところで終わっている。
最後までこのノリでやってほしかったというもどかしさはありつつ、
肩の力を抜いて楽しめるシンプルな作品だ。

1話で面白いと思えば最終話までしっかりと楽しめる芯の通った作品であり、
「下野紘」さんの安定の童貞演技も光る作品だった(笑)

個人的な感想:久しぶり


画像引用元:ピーター・グリルと賢者の時間 6話より
©檜山大輔/双葉社・「ピーター・グリルと賢者の時間」製作委員会

異種族レビュアーズは一応紳士アニメともいえるのだが、
割と真面目に異世界の風俗を描いてる部分があり素直に紳士アニメと言えなかった。
だがこの作品は紛れもなく紳士アニメである(笑)
久しぶりにこんなオープンにセクシーなアニメを味わったような感覚で
どこか懐かしさを感じる。

2期があるかどうかわからないが、あれば見たいと思わせるポテンシャルがあり、
果たして主人公が意中のヒロインと結ばれるのか…
それが本当に気になってしまう作品だった。

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