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「じみへんっ!!〜地味子を変えちゃう純異性交遊〜」レビュー

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評価 ☆☆☆☆☆(9点) 全8話

あらすじ 地味子は意外に…引用- Wikipedia

僧侶枠史上、最も最低な男

本作品はいわゆる僧侶枠と言われる枠で放映された作品。
監督は石倉礼、制作はstudio HōKIBOSHI

oh…


画像引用元:じみへんっ!!〜地味子を変えちゃう純異性交遊〜 1話より
©いぶろー。/Suiseisha Inc.

物語冒頭、とんでもない台詞から始まる

「行橋って処女だと思うか?」

こんなとんでもない台詞から始まる作品は僧侶枠くらいだ。
この作品はタイトル通り「地味」な女子がヒロインだ。
ボサボサ髪で目立たず、人と積極的に関わろうとしない。

そんなヒロインが本当に男性経験がないかどうかを聞くために
彼女を飲みに誘うように上司が部下に命じる。意味がわからない(笑)
僧侶枠にまともな展開を期待してはいけないのはおなじみではあるものの、

男女平等が叫ばれてる世の中で、こんな上司の居る会社があったら
即大問題になりそうだと感じるほどひどい会社だ。

開始1分で…


画像引用元:じみへんっ!!〜地味子を変えちゃう純異性交遊〜 1話より
©いぶろー。/Suiseisha Inc.

タイトルから想像できる通り、地味な女子が実はメガネを外し
お洒落をすると美人に大変身という作品だ。
本来は「地味」という部分をもっと見せた後に変身したヒロインを見せれば
そのギャップがこの作品自体の魅力にもつながるが、
この作品はそんなことはしない。

開始1分足らずでヒロインは大変身である(笑)
むしろ地味な姿なシーンのほうが少ないくらいだ。
同僚に誘われてノリノリで「おめかし」するヒロインは可愛いものの、
ならなぜ普段からおしゃれをしないんだと突っ込みたくなってしまう。

会社では地味で会話も少ない。
だが、いざデートに刺そうとオシャレをし会話も普通にしてくれる。
会社での姿に何かしら特別な理由があるのか?と邪推してしまう。

彼女に対し、彼女が惚れる相手もひどい。
飲みに誘った理由を彼女から問われれば正直に答えてしまう。
少し暗いオブラートに包めよと思うほどだ。
そんな理由で誘われて怒らないはずもなく、彼女は帰ろうとしてしまう。

しかし

「こんな綺麗な子だとは思っていなかった!」

と内面ガン無視の外見重視な彼の台詞にヒロインはときめき、
肉体関係に発展する(笑)
とりあえず体の相性を確かめるのは僧侶枠のお約束だ。

肉体関係を持っていながら「俺、行橋には興味ない」と言ったりと
彼のクズさ加減がどんどんと増していく。
興味ないと言っていたのに酔った勢いで家に連れ込み、
また肉体関係を持つ。

どうして?


画像引用元:じみへんっ!!〜地味子を変えちゃう純異性交遊〜 3話より
©いぶろー。/Suiseisha Inc.

ヒロインはもうなんでも受け入れてくれる。
彼が襲いかかってくれば喜んで受け入れ、
逆に襲いかかってくれなければ落ち込んでしまう。

ヒロイン自体は可愛いものの、
ヒロインはこんな男のどこがいいのだろうか?という疑問がシンプルに浮かぶ。
男性との交友が少なく、男性経験がなかったからこそ
流されやすく騙されやすいだけなのか?と思ってしまう。

「どうせ付き合うなら関口さんのほうが百倍いい」

そんな彼の最低なセリフを聞いても、
彼女は彼に対する恋愛感情が失われることはない。
「初めての男」だから固執している、それ以外に彼女が
彼に惚れている理由がまるで見えてこない。

ヒロインが告白すると、彼にもなぜか恋愛感情が沸き起こる

「大事なのは見た目より気持ちだから」

と彼は言うが、1話の自分の台詞を思い出してほしいくらいだ。
どの口が言うんだとはこのことだ。
地味な彼女が実は美女で爆乳で自分に好意を向けてくれているから
彼にも恋愛感情が生まれただけだ、5割は見た目、4割は性欲で選んでいる。

地味な理由


画像引用元:じみへんっ!!〜地味子を変えちゃう純異性交遊〜 5話より
©いぶろー。/Suiseisha Inc.

中盤になると彼女が地味な理由が一応明かされる。
彼女はオシャレが得意ではなく、最初のデートの服装や髪型は
全てお店の人にやってもらったものだと。

「なるほど!そうだったのか!」

とはならない(笑)
ヒロイン自身は「あの見た目だから」彼の性欲を刺激したことを
自覚しており、普段の自分とあの見た目とのギャップに悩むものの
彼は地味な見た目でも受け入れてくれる。

ただ、彼の場合は「美人」なヒロインだったり「地味」なヒロインだったり
彼女が色々な見た目に変化するため飽きずに楽しめるとでも
思っているんじゃないか?と思うほどだ。

何の代わりだ


画像引用元:じみへんっ!!〜地味子を変えちゃう純異性交遊〜 7話より
©いぶろー。/Suiseisha Inc.

終盤、職場で色々なことをヤッていた彼とヒロイン。
そんな色々なことをヤッていたために彼は上司から呼び出されるが、
別の女性、関口さんとの肉体関係の有無を確認される。

上司は上司で「こういう事に理解がある」らしく、
なら何故わざわざ呼び出したんだと言う話ではあるものの、
正直に「行橋さんと付き合ってます」と彼が言わず、
関口さんも関口さんで何も答えない。

それが誤解とトラブルを生むものの、
最後の最後まで彼の中途半端な対応にいらいらさせられる。
ヒロインに悩ませ、トラブルを起こすための無理のある展開であり、
彼女が地味な理由も含めてもう少し自然なストーリーには出来ないのか?と
頭を抱えたくなる作品だ。

付き合っていながら別の女性と肉体関係を疑ってしまい、
彼女であることに対する自信を失い別れようとするヒロインに対し、
彼はこんな事を言う。

「そのかわり、最後に俺の好きなように抱かせてよ」

どのかわりなんだと思わず突っ込みたくなるが、
あまりにも最低すぎる彼に嫌悪感が最大限にこみ上げてくる。
結局、ハッピーエンドにはなるものの、
最後の最後までヒロインが彼に惚れた理由がわからない作品だった。

総評:僧侶枠にまともな恋愛を求めてはいけないが…


画像引用元:じみへんっ!!〜地味子を変えちゃう純異性交遊〜 8話より
©いぶろー。/Suiseisha Inc.

全体的に見て、古くからある「地味なメガネ女子がメガネを取ったら美女」という
使い古された要素をフューチャーした作品ではあるものの、
地味な女子から美女への変貌があまりにも早く、
いわゆるギャップ萌え的な魅力は殆ど感じられない。
ヒロイン自体は可愛いものの、古典的な要素を古典的なまま使っているだけだ。

そんなヒロインが惚れる相手がこの作品の最大の問題点だ。
とてもじゃないが内面を見ているとは思えない外見重視で女を選んだ男、
肉体関係から始まるのは僧侶枠ではおなじみではあるものの、
もっといい男が居るはずだと思ってしまうほどクズな発言が多く、
なぜ彼女が彼にそこまで固執するのかという根本的な部分がまるで見えてこない。

僧侶枠のアニメにまとまな倫理観や恋愛観を求めるのが
甚だ間違っていることは重々承知ではあるものの、
過去の僧侶枠作品と比べて露骨に「最低」な彼のせいで
作品全体の印象も最低になってしまっている。

規制シーンもやたら多く、別にそういったシーンではない谷間が見えてるだけの
シーンでさえヒロインまるごと隠してしまうような規制の強さも目立ち、
「何をしているかわからない」シーンがあまりにも多い。
僧侶枠はいわゆる完全版商法をしている枠ではあるものの、
それにしてもこの作品の規制はひどすぎる。

いろいろな部分で突っ込みどころが多く、
そういった部分で楽しめる作品ではあるものの、
良い意味でも悪い意味でも僧侶枠らしい作品だったのかもしれない。

個人的な感想:TS


画像引用元:© 織島ユポポ/Suiseisha Inc.

地味子という要素をほぼ活かしきれておらず、
ヒロイン自体は可愛いものの、惚れる相手がそれにふさわしくなく、
この作品の良さを殆ど感じられなかった。

いわゆる完全版商法は僧侶枠ではおなじみだが、
そっちのほうはかなりセクシーに仕上がっているようなので、
地上波版の部分にはほとんど力を入れていないのかもしれない。

個人的には完全版のセクシーさなどどうでもいいので、
「僧侶枠」としての地上枠の部分の面白さをもっと期待したいところだ。
そんな中で次回作はまさかのTSだ(笑)
この作品よりもそっちのほうが気になってしまっており、
僧侶枠が挑戦する新ジャンルな次回作に強い期待を寄せたい。

「」は面白い?つまらない?

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