「レヱル・ロマネスク」レビュー

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日常
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評価 ☆☆☆☆☆(5点) 全12話

あらすじ 正和63年10月。 大廃線により鉄路の殆どが失われてしまった国――日ノ本。 九洲は隈元県御一夜市。引用- Wikipedia

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企画倒れ

原作は「まいてつ」という成人向けゲーム。
監督はひらさわひさよし、制作はサエッタ
1話3分ほどの短編アニメ

圧倒的説明不足


画像引用元:レヱル・ロマネスク 1話より
©レヱル・ロマネスク制作委員会

1話冒頭でこの作品の世界観がナレーションで説明されるものの
原作をやっていなければ一切ついてけない説明であり、
この作品が原作ファン向けの作品であることを感じさせる。
ようは「鉄道」の擬人化ものだ。

1話から大量の「レイルロオド」と呼ばれる少女たちが出るものの
特に自己紹介もなく大量に「出るだけ」であり、何の面白みもない。
原作をやっていれば思い入れのキャラがいっぱいなのかと思いきや、
この作品の最大の欠点は「アニオリキャラ」が出ることだ。
というよりもほぼ「アニオリキャラ」である(苦笑)

原作ファン向けの作品でしか無いのに、原作ファンが
愛着のあるキャラクターが中心ではないアニメ化というのは
意味がわからず、1話の時点で「企画倒れ」であることを感じさせる。

そもそも原作のタイトルである「まいてつ」ではなく、
主題歌のタイトルである「レイル・ロマネスク」から
アニメのタイトルをとってるところも意味わからず、
原作の知名度を上げる要因にすらなっていない。

こういう形でアニメ化しますという企画会議の段階で
失敗は目に見えている。アニメ製作者ではなく、
プロデューサーなどの責任だろうう。

調味料にもならないストーリー


画像引用元:レヱル・ロマネスク 3話より
©レヱル・ロマネスク制作委員会

この作品の世界観はエコな新動力機関が生まれたことで
旧動力期間を使った「鉄道」が衰退している。
そんな中で鉄道制御モジュールであり人格も知能もある
「レイルロオド」達は過去に鉄道復興をさせている。

今作では更に盛り上げようということで「まいてつ祭」を開く。
原作ゲームのストーリーの後の話であり、
それを見ていない人にとっては楽しみづらい部分がある。

ただ、それをさしおいても毒にも薬にもならないような
ストーリーであり大量のキャラを出すためにわざわざ
セリフを分割してしゃべらせるためテンポも悪く、
それぞれのキャラクターの掘り下げも薄く、
見た目と声の印象のみでしかない。

「まいてつ祭」に向けてグッズ制作のアイデアを出したり、
観光をしたり、名産品を紹介したりする。正直どうでも良いストーリーだ。
各話で二人ずつくらいのキャラを掘り下げつつストーリー進めるものの
1話3分1クールではしっかりとキャラクターは掘り下げきれず、
ストーリーが面白いわけでもない。

1話3分ほどでは限界があるものの、
同じような原作ファン向け短編アニメが、
原作ファン向けと割り切って作っているという前提があるからこそ
アニメ化の意味合いも生まれてくるが、この作品は
アニオリキャラでそこの意味もよくわからなくなっている。

なぜ既存のキャラでやらなかったのか。
本当に謎だらけだ。
「まいてつ」のキャラは回想やビデオレターで出たりするものの、
時間としては本当に短い。

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総評:なにがしたいんだか


画像引用元:レヱル・ロマネスク 7話より
©レヱル・ロマネスク制作委員会

全体的に見てアニメ化の前の企画段階で失敗する事が目に見えてる作品だ。
原作ファン向けに作られてるのにも関わらず、原作のキャラはほとんど出ず
なぜかアニオリキャラばかりで話を展開してしまい、
その話もご当地の名産だったりを絡めてグッズ制作をしてるものの
特に面白みはない。

VTuberとのコラボやYouTuberが声優として出演するなど
アニメの内容以外の部分では力を入れているものの、
肝心の内容がファン向けなのにファンが喜べないアニオリキャラばかりの
特に面白みのないストーリーというのが意味不明だ。

企画会議の段階で「こういう作品にします」と決まった時点で
失敗が目に見えてしまっている。2期もすでに決定しているが、
コレも最初から決まっていたのだろう。

キャラクターデザイン自体はいいものの、1話3分の中で
アニオリキャラばかりの「原作のある」アニメ作品というのは
誰得なのだろうかと首を傾げてしまう作品だった。

個人的な感想:2期はレビューしない


画像引用元:レヱル・ロマネスク 8話より
©レヱル・ロマネスク制作委員会

2期では更に新キャラが追加されるようだが、
大きな変化がないかぎりは2期のレビューはしない予定だ。

原作ファンも多い作品なだけに1話3分ほどの尺しか取れなかったにせよ、
もう少し原作ファンが喜ぶような作品に
仕上げることはできなかったのだろうか?
なぜこういう作品に仕上がってしまったのか色々と謎でしか無い。

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