劇場版 NARUTO -ナルト- ブラッド・プリズン


評価/★☆☆☆☆(17点)



制作/ぴえろ
監督/むらた雅彦
声優/竹内順子,中村悠一,園崎未恵ほか


あらすじ
草隠れの里の極秘任務について話し合いをしていた雷影たち。しかしその途中、一人の忍が雷影を襲撃した。なんとか撃退した雷影は、その犯人をナルトと証言し、綱手はナルトを忍用の監禁施設「鬼灯城」に連行するよう命じる。「鬼灯城」に連れて来られたナルトはそこで城主無為、そして草隠れの陰謀に巻き込まれる。



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ミステリー作家が脚本の意味は無い


本作品はNARUTOの劇場作品、アニメ2期の劇場作品としては5作目
なお今作ではミステリー作家の東山彰良氏が脚本を担当、
そのせいか全体的にミステリー色の強い作品となっている

基本的なストーリーはミステリーアクション
極秘任務について話し合いをしていた雷影達、
そんな雷影を襲ったのはナルトだった、当のナルトは否定するが
火影はナルトを草が暮れの監獄施設である「鬼灯城」に送り込むことに・・・
雷影を襲ったのは誰なのか、ナルトは監獄から抜け出せるのか・・・という所から
ストーリーは始まる。

序盤から暗い。
ナルトが監獄に連れて行かれるのだが、この監獄はかなり暗い雰囲気で
あからさまないじめだったり、重苦しい空気が漂い
更には脱獄しようとしてあっさりと捕まったり、
敵の術のせいでナルトが「チャクラ」を練ると痛みを伴うなど、
序盤の爽快感は一切ない。

更に何回も繰り返すナルトが敵の親玉にかなわないとわかってて何度も挑むシーン
特にアクション凄いというわけでもなく、結局忍術使えないので返り討ち。
グダグダな序盤の展開は鬱憤が溜まっていく
更にあっさりと雷影を襲った犯人も出てくる。
ミステリー作家ならもう少し練った犯人が出てくると思ったのだが期待しすぎたようだ

中盤までの展開はつまらないといえるだろう。
ナルト以外のキャラクターは映画オリジナルキャラクターだけで話が進んでしまい、
脚本家の好きなようにストーリーを展開してしまい、ナルトらしさがない。

中盤以降の展開は割と見れるものになっている。
敵のボスが出てきてスクリーンを意識したアクションシーンは激しさもあり、
敵の目的も以外な形になるストーリー展開は悪くなかった。
だが、ここで逆にナルトらしさを出してしまった事で仇になってしまう

それまでさんざん映画オリジナルキャラクターだけでストーリーを展開していたのに
終盤で思い出したかのようにナルトの仲間たち大集合(笑)
しかも全く喋らないキャラクターや一言二言で終わるキャラも居て、
ファンサービスとして出した感じが強くあまりにも適当な出番づくりだった。

更に腹を串刺しにされても生きていたり、無理矢理感動シーンを作ったりと
終盤の展開は盛り上がるのだが、無理矢理なシーンが多く正直萎えてしまった
感動させるためのシーンづくりがヘタすぎた
更にその感動させるシーンから雰囲気ぶち壊しのED曲になってしまう

全体的に見て同人誌のような作品だった
ナルトのキャラクターを自分の世界観の話に登場させて
ミステリーサスペンス的な話を展開するかと思ったら、その部分での深みはなく
終盤でナルトらしい世界観になったかと思えば
無理矢理な感動展開で物語を締めてしまう。

結局何がしたいのかよくわからない作品だった。
ミステリー作家が脚本ということで気になってみたのだが、
その期待を大きく裏切られる結果になってしまった。
ミステリー作家×NARUTOという組み合わせなのに、その組み合わせの面白さは無く
逆に仇になってしまった作品といえるだろう

なんでミステリー作家をナルトの映画脚本家にしたのか・・・
話題性を狙ったのでしょうか???
本当によくわからない組み合わせだった

今度のナルトの映画はいろいろな意味で話題になっているようですが
果たして・・・

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