居酒屋たまき

2016年6月29日

評価/★★★☆☆(58点)

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これはいい居酒屋アニメ

本作品はニコニコ動画で配信されたWebアニメ作品
一応「エクスメイデン」という作品の番外編という位置づけになっている

見出して感じるのは「エクスメイデン」より作品に対しての疑問が生まれる
この作品はどう見ればいいのだろうか?この作品はなんなんだ?
思わずそう思ってしまうほどアニメ史上初のシーンだ。
なにせキャラクターが居酒屋のカウンターで酒を飲んでいるだけである(笑)

バーテンダーというバーを題材にしたアニメを合ったが、
この作品はある意味、それの居酒屋バージョンとも言えなくもないが、
内容はもう「居酒屋」トーク・・・・といえばいいのだろうか。
エクスメイデンの司令官と居酒屋の女将のたまきがカウンター越しに会話する
話を進めば他のキャラも店にやって来るが、基本は居酒屋の話だ

1話はホッケの話、2話はイカ刺しの話、5話はコラーゲン鍋と
つまみを題材に本当にどうでもいい日常会話を繰り広げる
特にエクスメイデン本編の話題をするわけでもない
時には「結婚式の招待状」の話や「ブラジャー話」など
ただただ「日常会話」を繰り広げる、そこに光るのは声優さんの演技だ

特に「矢作紗友里」さん演じる合法ロリ司令官の演技は絶妙だ
基本的に「客側」は背中からのカメラアングルなので表情が出ない
だからこそ中途半端な演技では日常会話が本当につまらないだけだ
だが、そこに「矢作紗友里」さんの絶妙な演技力が相まって
背中で語る「可愛さ」と背中で語る「オヤジ臭さ」を醸しだしている

そして相対する女将は「本多陽子」さんが演じている。
この女将たまきは基本的にテンションの高いキャラクターであり
天然とも言えるボケを客に対してぶち込んでくる
本多陽子さんの絶妙な声質がただテンションが高いだけではなく
「テンションの高い大人のお姉さん」な感じが絶妙なキャラクター付けになっている

更にそこにエクスメイデンでは敵として登場するはずだった
「ヴィルゴ」は普通に働いている。
エクスメイデンではOP以外では見かけないが、
「異星人」が地球の居酒屋でバイトをしているという設定だけではあるのだが、
ただの日常トークの中での強烈なボケを産んでおり、
格好の都合上、無駄にセクシーな感じだ(笑)

低予算CGアニメではあるものの意外とキャラクターが動くのも特徴だ。
立ち位置は開始してからの一からほとんど動かないが、
手や腕を若干過剰なまでに動かし、胸や髪の毛などもさり気なく動かす
その絶妙な動きが「可愛さ」を生んでおり、居酒屋の空気感を作り上げている

そしてBGM。
田村睦心さんが歌う曲が「大音量」でかかっている(笑)
ある意味居酒屋らしい音量調整なのだが同じ曲が毎話流れ続けるため
最終話を見終わる頃には思わず口ずさめるレベルで聞かされる。

全体的に新感覚のアニメだ
居酒屋トークを生々しくアニメの中に取り入れ
そこに「アニメ」らしい可愛いいキャラクターを配置することで
居酒屋アニメというある種の新機軸のアニメを作り上げている。
ただ、エクスメイデンと同等に好みが分かれやすい

エクスメイデンと比べると「ふわふわ」した感じや「グダグダ」した感じは薄く
きっちりとしたテンポでサクサク進んでいくためあちらよりも見やすさはあるものの
基本は居酒屋で話してるだけであり、エクスメイデンより多様性はない。
しかしながらエクスメイデンよりも「芯」がある作品であり
個人的にはこちらのほうが好きだ。

こういうgdgd妖精s系のCGアニメは「ラジオトーク」と言われがちだが、
確かにそういう側面はありつつも、この作品の場合はシュチエーションを限定し
ある程度、毎話の「ネタ」をしっかり作り上げており
ラジオトークのような軽快さはありつつも、きちんとコメディとしての面白さもある。

好みの問題は大きいが1話を見て気に入れば全7話、
更に1話あたり4分~5分ほどなのであっという間に見終わってしまう
そしてもう1度リピート再生してしまうだろう(笑)
お酒を飲んで、ちょっとほろ酔い加減で見て欲しい。