どうもみなさん、2026年春アニメも始まって
何を見ようかな?と迷っていることでしょう。
そんな中であえて「10年前」のアニメを振り返る恒例記事になります。
2016年春アニメ
今からちょうど10年前の春、
約75作品のアニメが放送されました。
もう今と変わらない本数が当たり前に放送されてますね。
2016年春アニメの一覧を見返すと、
あの作品やこの作品、いわゆる「問題作」が
かなり集中していてちょっと驚きました。
そんな10年前の作品を今回は振り返っていきます。
僕のヒーローアカデミア

この10年でアニメも原作も完結したヒロアカの1期の
放送が開始したのも2016年春アニメでした。
ボンズ制作の少年漫画的なストーリーは
王道のストーリーであり、その王道をボンズによるアニメーションが
これでもか!と盛り上げたことで当時から話題作になっていました。
アニメ化された作品がアニメで完結まで描かれる。
それは当たり前のものではなく、人気と面白さがなければ
アニメが続くことはありません。
僕のヒーローアカデミアはジャンプアニメとしても
変化を迎えているときに制作されており、
僕のヒーローアカデミア以前は原作改変やアニオリストーリーが
多かったジャンプアニメにおいて、ヒロアカは基本的に原作通りに
TVアニメが制作されたことは大きかったような気がします。
ヒロアカがあったからこそ、鬼滅の刃、そして呪術廻戦につながり、
今もなお続くジャンプアニメのヒットにもつながっているのかもしれません
ふらいんぐうぃっち

個人的に2期が来てほしい作品の1つです。
青森という場所、何もない田舎に、「魔女見習い」が修行に来る。
そんな非日常な要素と日常系の要素が
見事に噛み合った本作品は素晴らしい日常系アニメになっており、
アニメーションのクオリティも異様に高い作品でした。
特に服のシワへのこだわりは異様であり、
細かく、念入りに気合の入れまくった服の皺の描写が、
日常描写の中でキャラクターの可愛さを引き立たせ、
フェチズム的な魅力を感じさせてくれます。
魔法で戦うわけでも強い恋愛要素があるわけでもない、
日常の中に魔法という要素がさり気なく盛り込まれることで、
「ふらいんぐうぃっち」という作品の独創性が
表現されている作品でした。
田中くんはいつもけだるげ

ふらいんぐうぃっちもそうでしたが、
この時代はまだ多くの日常アニメが放送されており、
いわゆる日常系アニメブームの真っ只中でした。
この作品もそんな作品の1つであり、
この作品の主人公の田中くんは「究極のめんどくさがり」。
とにかく動きたくないという怠け者でありながら、
だらけるために全力を注いでいるという妙な矛盾があるキャラクターです。
そんな矛盾がギャグをうみ、田中くんのキャラの魅力にもつながっており、
彼らの緩い日常とギャグ、そしてほんのりとしたBLテイストが
この作品の魅力でした。
坂本ですが?

この作品も日常ギャグアニメでした。
どんな時も何が起きてもクールに対応する坂本を
主人公としたギャグアニメ作品。
「坂本」のクールすぎる対処の数々はシュールな笑いを生んでいて、
そのクールな技の数々と、実力派声優たちの演技が、
会話劇なシーンの中でも強い笑いにつながっており、
緑川光、石田彰、杉田智和、檜山修之、堀江由衣、中原麻衣、田村ゆかり、
植田佳奈、生天目仁美、藤田咲、高橋美佳子、中田譲治、くじら etc…
と歴戦の声優ばかりだ。
主人公の「緑川光」というだけでもインパクト大にもかかわらず、
いじめられっこが「石田彰」だったり、ヒロインが「堀江由衣」だったり、
ただのクラスメイトが「田村ゆかり」だったりと
豪華すぎる声優陣の使い方に笑ってしまう作品でした。
宇宙パトロールルル子

グレンラガンなどでお馴染みの今石監督によるカオスなアニメでした。
1話あたり10分ほどだからこその
やりたい放題の数々、ハイテンションかつカオスかつハイスピードで描かれる内容を
頭にひたすら叩きこまれ、それが面白いのかどうかの判断をする思考を鈍らせ、
1話1話があっという間に終わっています。
見る側が試される、そんな感覚を覚える作品はなかなかありません(笑)、
そんなカオスな展開から終盤には主人公が恋をした相手の正体とボスの目的が
明らかになり、最後の最後でどストレートに描かれるSFラブストーリーは
何故か不思議とほっこりと見終わることのできる作品です。
見る人を選ぶ作品ではあるのですが、
この自由さは今石監督、TRIGGERという制作会社らしさを感じます。
Re:ゼロから始める異世界生活

リゼロもアニメ化10周年を迎えました。
この1期は良くも悪くも好みが分かれる作品です。
特に主人公の描写はリゼロを楽しむうえでのハードルにもなっており、
異世界にきてタイムリープ能力を手に入れた主人公は
何度も何度も死に戻ります。
序盤こそ気にならないのですが、中盤あたりから
主人公に対する嫌悪感をわざと募らせるような描写が多く、
主人公に対していらだちを覚える描写もあります。
主人公の評価を地の底に落とし、クズ中のクズとして描写し、
徹底的に貶めることで初めてタイムリープ能力以外は
取り柄のなかった主人公が、物語の「主人公」として確立する。
この2クールというストーリー構成を活かした脚本が素晴らしく、
魅力的なヒロインとともに描かれる主人公の姿にハマってしまう作品です。
甲鉄城のカバネリ

この作品の1話のインパクトというのは凄まじく、
和製スチームパンクとでもいうべき要素のなかで、
和製ゾンビがおり、主人公はそんなゾンビであるカバネに対抗する
技術を作るものの、カバネに噛まれてしまいます。
この序盤の引き込み、キャラデザの美麗さも相まって素晴らしい導入でした。
しかし、問題は中盤からでカバネの存在理由、発生理由、
そういったものが掘り下げられず、中盤以降は「人間同士のゴタゴタ」が
話の中心になってしまいます、このあたりはゾンビものあるあるではあります。
終盤は「美馬」という敵がでてきて彼の存在が
色々とマイナスに作用してしまう部分が多かった作品でした。
結局、1クールでは俺達の戦いはこれからだで終わっており、
始まりは良かったものの中盤以降の展開は
やらかしてしまっている作品でした。
迷家‐マヨイガ‐

水島努監督、そして岡田麿里さんによる
オリジナルアニメ作品で、クラウドファンディングなども
行っている作品でした。
作品としてはちょっと方向性が定まっていないような作品でした。
サスペンスがしたいのか、ホラーがしたいのか。
「第一回人生やり直しツアー」に参加した30人の男女、
この30人の男女が途中退場せず、
31人のキャラクター一人一人が「トラウマ」や「問題」を抱えています。
明らかに1クールのアニメでは捌ききれないキャラを出し、
結局なんだったのか…?と思うような作品でした。
美少女遊戯ユニット クレーンゲール

現在は潰れてしまった「京風とまと」が作る短編アニメは
悪い意味で凄まじい印象を残す作品ばかりでした。
この作品も本当にトラウマレベルです。
いきなり地球を救うために集められた3人のアイドル、
アイドルたちは理由も知らぬまま「クレーンゲーム」に挑むというストーリー 。
これ以上でもこれ以下でもなく、1話5分なのに
致命的なまでにテンポが悪く、3人のアイドルたちが
普通のクレーンゲームに挑む様子を淡々と見せられます。
クレーンゲームのテクニックなども紹介してましたが、
何が面白いのかというのを考え出すと、
思考の迷路に陥って抜け出せなくなるような作品です。
くまみこ

とんでもない大炎上を起こした作品でした。
くまみこというタイトルの通り、しゃべるクマと巫女な女の子の話で、
強い田舎コンプレックスを抱える巫女な主人公が、
都会の学校に進学することを決めるものの、クマに反対され、
クマに与えられた試練に挑戦していくというストーリーです。
これだけ聞くと炎上しようにもないのですが、
主人公に対する「いじり」が度を越してしまっており、
自己肯定感が低い彼女らしい面白さがそのいじりで
生まれることもあるのですが、終盤はアニオリ展開になり、
いじりがいじめへと発展します。
嫌がってる女の子の服を無理やり脱がせたり、
無理やりアイドルに仕立てあげたり、
勝手にアイドルコンテストに応募したり、
主人公を村のための「犠牲」や「生け贄」呼ばわりするキャラも居ます。
制作側によるアニオリ展開のせいで原作の
評判まで貶めてしまっているような作品でした。
名作と問題作のサラダボウル
2016年春アニメは振り返るととんでもないクールでした。
ヒロアカやリゼロが始まり、それが長期に続くアニメシリーズになった一方で、
くまみこは大炎上、マヨイガやカバネリは視聴者の首を傾げさせました。
そんな名作と問題作に挟まれるように日常ギャグアニメがあった、
それが2016年春アニメといえるかもしれません。
振り返ってみると面白いクールでもあり、
知名度の低い作品も今回は紹介していますので、
もし気になる作品があればチェックしていただければ幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。


