「異世界の門 Season2」レビュー

ファンタジー
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評価 ☆☆☆☆☆(2点) 全4話

あらすじ 両親の手がかりを探し並行世界クリスティアへ向かうレイカ。そこで新たな仲間との出会う。引用- Wikipedia

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すごい!進化してる!

本作品はTVアニメオリジナル作品。
TV放送は千葉テレビのみであり、
ネット配信はAmazonプライム独占配信。
現在3期まで放送されている作品の2期のレビューとなる。

もともと1期のレビューしかしない予定だったものの、
コメントで「日本のアニメを全部レビューするんだろ!?2期と
3期をレビューしないとは何事か!」というようなご意見をいただき、
たしかにそうだと我に返りレビューします(笑)

変化?

この作品の本編、もしくは1期のレビューをご覧になってくださった方なら
ご存知だとは思うが恐るべき低予算と素人によって作られている。
何処からか拾ってきた素人を三ヶ月レッスンし声優にし、
作画はキャラクターの立ち絵のみでわずかに頭が動くVTuber以下レベル、
まるでギャルゲーのプレイ映像をテキストウィンドウなしで見せられる作品だ。

2期でもそのスタイルはまるで変わらない。
いや、若干、進歩は見られる部分はないこともない。
例えばキャラクターの立ち絵の動きもややましている感じがある、
2期の1話(5話)では主人公の両親が空にういているのだが、
一応、浮いていることを表現するべく髪が風にたなびいている。

たなびいているといってはみたものの、
正確には痙攣しているレベルである。
申し訳ない程度に髪が風に動き、風の音も追加され、
一応は空中に浮いてることを感じさせてくれる。

と思ったのだが、別に空中に動いていないキャラの髪も動いている(笑)
2期を制作にするにあたって髪の動かし方を制作が取得したのだろう、
別に風が吹いているシーンや空中でもないのに
髪がビクビク動き回るさまが逆に気になって仕方ない。
動く必要のないシーンまでまるで意思を持つかのように髪が動いている。

1期と比較すると主人公の瞳の動きなど微妙に動きが増しているところもあり、「カットイン」演出など1期では見られなかった演出もあるが、
結局は同じ立ち絵だ。
キャラクターの「頭の傾き」なども1期よりも角度があるなど、
やや技術に進歩が見られる。

1期では1画面に2,3人しかキャラクターが映されないことも多く、
そのせいで、キャラの入れ替わりによるテンポの悪さも生まれていたが、
今作ではやや強引にキャラの絵を縮小することで、
5人位のキャラを画面に出すことで
そのテンポの悪さが若干改善されている。

戦闘シーンでも1期ではキャラの位置関係がよくわからない感じだったが、
立ち絵の前に立ち絵を重ねることで、
「主人公を守る剣士」というシーンを作り上げていたりと、
1期よりも工夫が見られるのは面白いところではある。

ただ、演出ではなくキャラクターの立ち絵の差分を増やしてほしいのだが、
それは絶対にしないのがこの作品だ(苦笑)
アニメーションとしての動きを増やそうとしたのはわかるが、
目の動きなどを増加させた結果、
「半目」になっているシーンや、片目しか目が閉じてないシーンも有る。

それでいいのか異世界の門。

声優変更

これは調べてわかったのだが、実は2期では13人もの
キャラクターの声優が変わっている(笑)
これが20年や30年前のアニメのリメイクならば
ここまでの声優変更があるのはまだわかるが、
この作品は1期から三ヶ月も立っていないのにもかかわらず
13人のキャラの声優が変更されている。

驚愕の制作スタイルである。しかし、見ていて気づかないのには訳がある。
そう、1期の声をおぼえていないのである(笑)
そもそも、変わったところで演技力がすごいある人に変わったわけでもなく、
同じようなどこぞの素人だ。
結局、演技力が乏しいことには変わりない。

そもそもキャラクターの立ち絵はなんとなく覚えているが、
キャラの名前もおぼえていないような状態で、
なんとなくこういう立ち位置のキャラだったなと思うようなキャラの
声を覚えているわけでもなく、アニメ業界史上もっとも自然な
声優変更と言えるかもしれない。

「魔王」などわりとメインどころのキャラクターも変わっているが、
全く気にならない。
新キャラも出てくるものの、BGMの音量に声の音量が負けていたりもする。

ストーリー

誰もおぼえてないかもしれないが、
主人公はゲートキーパーの血族であり、
行方不明の両親を探しに異世界に来ている。
1期の最終話で両親が見つかったものの魔王に操られているような状態だ。

そんな中で2期では「同素体」という存在に出会う。
異世界なのに主人公の世界での友人に瓜二つの二人に出会う。
これを同素体とこの作品ではいっているようだ。
簡単に言えば「二ノ国」のパクリである。

この設定が活かされているのか?といえばそうでもなく、
魔王やいろいろな人に狙われている主人公が、
精霊と契約しに行くというストーリーが展開される。

それぞれの立ち位置のキャラがいろいろな思惑で動いており、
まともな作画と声優で描かれていれば、
そこまで内容は悪いものではない。
何処か懐かしいファンタジーなストーリーは
話が進めば進むほどくやしいかな、少しだけ気になってくる。

2期も1期と同じく4話しか無いものの、
4話ごとで一応話は進んでおり、
心なしか続きを見るのが楽しみになってきている自分がいるのが不思議だ。

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総評:無駄に技術を進歩させるな

全体的にみて制作側の技術の進歩を感じる作品だ(笑)
1期よりもキャラクターは動いており、演出面でもかなり進化している。
RPGツクールなのか、Windowsムービーメーカーなのか、Aviutlなのかは分からないが、
みていて明らかに制作側が新しい技術を取り込み、それを活用しているのを見ることができる作品だ。

ただ、あくまでも1期と比較した場合だ。
普通のアニメと比べるのは恐れ多すぎるほどの
ギャルゲー風の紙芝居未満のアニメではあるものの、
制作側が1期よりもそこを改善しようと試みているのは驚いた。

それいい方向に行っている部分もあるものの、
無駄な動きや半目や片目など違和感だらけのシーンも多く、
3期ではさらなる改善を期待したい(苦笑)

個人的な感想:素人の動画…

私もYouTubeに動画を投稿している身であり、
制作側の学習にどこか親近感を覚えてしまった。
最初の動画など今見返せば拙いものだ、そこから徐々に
ソフトの使い方を覚え、動画としていいものにしていく。
その試行錯誤は動画を作る上で楽しいものだ。

しかし、それは素人の制作物だからだ(苦笑)
プロならば最初から身に着けて作品に出しておくべき
最低限の技術の習得をみせられても笑いこそすれ、
それが評価につながるとはいえない。

ただ、くやしいかな2期でこの作品がちょっと好きになってしまっている自分がいる。
3期でもしかしたらこの評価が更に上がることに…なるかもしれない。

「異世界の門Season2」は面白い?つまらない?

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