「みにとじ」レビュー

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コメディ

評価 ★★★☆☆(52点) 全10話

あらすじ 少女たちの日常は戦ったり戦わなかったり?TVアニメ「刀使ノ巫女」とスマートフォンゲーム「刀使ノ巫女 刻みし一閃の燈火」のキャラクターがちいさくなって大集合!引用- Wikipedia

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本編の欠点を隠すスピンオフ

本作品は刀使ノ巫女のスピンオフ作品。
1話5分ほどのミニアニメ。
監督は信田ユウ、制作はproject No.9

SDキャラクター


引用元:©伍箇伝計画/刀使ノ巫女製作委員会

見出して感じるのは可愛らしいSDキャラクターデザインだろう。
ぎゅぅうっと三頭身に圧縮されたキャラクターは
「ぷに」っとした感じでかわいらしく、
各キャラクターの特徴をしっかりとらえたデザインになっている。

もともとソシャゲ展開を前提にしたキャラクターの多さは、
本編ではやや足を引っ張っていた部分も大きかったが、
基本的に「ギャグアニメ」になっている今作品では
キャラクターの多さはワイワイガヤガヤと賑やかさも生まれており、
1話5分なのに大量のキャラクターが出てくる。

平気で1話あたり10人位のキャラが出てくる。
ほとんど「一瞬」しか出てこないキャラクターが居たりするものの、
ギャグだからこそ許され、この作品のキャラクターが好きな人への
ファンサービスにもなっている。

本編では出来なかった日常ストーリー


引用元:©伍箇伝計画/刀使ノ巫女製作委員会

本編では1話からシリアスな感じにストーリーが展開し、
あまり「日常描写」というのはなかった。
しかし、今作ではシリアスは当然一切ない。

刀使である彼女たちの日常を4コマテイストなギャグで
起承転結スッキリとしたストーリーを展開しており、
もし「刀使ノ巫女」という作品を知らなくても、
あまり問題ないくらいの軽いストーリーになっている。

ただ本編を見てるとより楽しめる部分もある。
「過去の時系列」で起こっていた日常も描かれるため、
本編では死亡したキャラクターが生きてるときのシーンもきっちり描かれる。
本編ではかなり魅力的なのに前半で居なくなってしまったキャラクターだけに、
彼女の「日常」を見れるのもこの作品の魅力かもしれない。

新たな一面


引用元:©伍箇伝計画/刀使ノ巫女製作委員会

本編では描かれなかったキャラクターの新たな一面が見えるときもある。
特に某キャラクターは「ヤンデレ属性」が追加されており、
本編を見ていれば納得できるヤンデレっぷりは
うまいキャラクター描写だ。

他のキャラクターも本編では地味だったり、印象が薄かったキャラが
この作品ではしっかりとしたキャラ付けのもとに登場しており、
キャラクター数は多いものの一人ひとりのキャラクターが
「いきいき」と動いている作品だった。

総評:これは良いスピンオフ


引用元:©伍箇伝計画/刀使ノ巫女製作委員会

全体的に見てしっかりと作られたスピンオフ作品だ。
本編では欠点でもあった多すぎるキャラクターを逆手に、
毎話、大量のキャラクターをワイワイガヤガヤと出すことで賑やかさを出し、
本編では出来なかった彼女たちの日常をギャグテイストで
起承転結スッキリとしたストーリーに仕上がっている。

本編ではあまり魅力的に感じられなかったキャラクターは
新たな一面を見せたり、誇張したりすることできっちりと
印象に残るキャラクターにまで昇華しており、
そういった意味でも完成度の高い作品に仕上がっている。

本編はシリアスなストーリーだった反動を
うまくスピンオフではギャグアニメという媒体に落とし込んでおり、
本編を楽しんだ人もそうでない人も楽しめる作品に仕上がっている。

下手したら完成度という意味合いでは本編より高いのは
本末転倒感はややあるものの、
この作品をきっかけに「刀使ノ巫女」を見ればより楽しめるかもしれない。

そういった意味でも完成度の高い作品だった。

個人的な感想:あのキャラの日常は貴重


引用元:©伍箇伝計画/刀使ノ巫女製作委員会

私は刀使ノ巫女という作品は好きだった。
いろいろと問題点のある作品であり、
最終話まで見ると面白かったと言える作品なのだが、
序盤から中盤まで欠点が目立ってしまっていた作品だった。
しかしキャラクターは好きだった。

特に本編前半で亡くなってしまったあのキャラクターの日常は
魅力的なキャラクターだっただけに「見たかった」話だ。
このスピンオフの日常感や軽さが、本編の序盤にアレばと思わざる得ない。
本編の音楽やSEがうまいことスピンオフでも使われており、
制作側のこの作品に対する愛情を感じられる作品だった。

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