評価 ★☆☆☆☆(13点) 全12話
あらすじ 貧乏貴族の息子に転生していたアルバ。母が再婚した公爵家で紹介された義兄は、前世の「最推し」であるオルシスだった 引用- Wikipedia
薄すぎる
原作はアルファポリスで連載されている小説作品。
監督は森下裕介、制作はImagica Infos / Imageworks Studio。
1話5分ほどのライトアニメ作品。
前世
ライトアニメはいわゆるモーションコミック的な作品であり、
ここ最近は多くの作品が制作、放送されている。
そんなライトアニメで、今作品は「BL」を扱った初めての作品となる。
タイトル通り、主人公は前世の記憶を持ったまま異世界に転生する。
そんな異世界は前世でプレイしていた乙女ゲームの世界であることに、
「最推し」に出会ったことで気づくというところから物語が始まる。
主人公が転生したのは「推しの義弟」であり、
推しとしては複雑な立場の思いを抱いている存在が義弟だ。
推しの弟になった主人公は今世でどう過ごすのか。
アニメーション的な期待感は薄めではあるものの、
1話はきちんとした導入を描いており悪くない。
複雑
主人公の母は推しの父と結婚をし、主人公は推しの義弟となる。
主人公自体は持病を持っており、そのせいで両親が甘く、
逆に推しには厳しく接している。
原作となる主人公がプレイしていたゲームでは
それゆえに複雑な心情を抱いていたようだが、
主人公はそれを知っているがゆえに状況を変えようとする。
主人公が男性という要素はあるものの、
やってることは、いわゆる乙女ゲーの転生ものであり、
新鮮味はかなり薄い。
病気
中盤になると主人公は自らの病気を治すために、
前世の知識で薬草を探し始めたりする。
ストーリーが淡々としており、盛り上がりどころらしい
盛り上がりどころかあまりなく、祖母との関係などもあまり良くないが、
それが解決することもなく、平坦なストーリーが続く。
主人公が色々と知りすぎてるせいで、
予知能力、時の魔法を使えるのでは?と疑われたり、
簡単には病気が治らなかったりしつつも、
薬が完成し、この世界でも今後、生きていくことを決めて終わる。
1話5分ほどのライトアニメとは言え、
かなりの薄味なストーリーになっており、
記憶に残らない作品だった。
総評:ライトアニメの欠点
全体的に見てわかりやすくライトアニメの欠点が出ている。
アニメーションとしての面白さは皆無であり、
本来はこの作品は義兄の美麗さなどをきちんと描けば、
そこに惚れている主人公の魅力も同時に出てくるはずなのだが、
ライトアニメゆえにそれができない。
ストーリー構成も1話完結ではなく、だらーっとエピソードを描いており、
序盤こそ話が進んでいる感じはあるが、
終盤はほとんど話が進まずに終わってしまう。
ライトアニメは1話完結のギャグアニメや日常アニメには向いているが、
きちんとこういうストーリーがある作品には向かないんだなと
ひしひしと感じてしまう。
貴重なBLアニメをやれる枠ではあるものの、
このやり方では面白い原作も潰してしまうのがライトアニメでもある。
そういう欠点がわかりやすく出てしまっている作品だった
個人的な感想:薄い….
同じ短編枠の僧侶枠ではBLの名作が多いだけに、
ライトアニメのBLにも期待していたのだが、
驚くほど薄味な作品だった。





