コメディアニメ一覧

ライトアニメでやる意味がない「お前はまだグンマを知らない~令和版~」レビュー

1.0
お前はまだグンマを知らない~令和版~ コメディアニメ一覧
画像引用元:©井田ヒロト/新潮社/「おまグン」製作委員会
スポンサーリンク

評価 ★☆☆☆☆(11点) 全12話

『お前はまだグンマを知らない~令和版~』ティザーPV

あらすじ チバ県からグンマ県に引っ越すこととなった神月。引っ越し先の移動中、グンマ県在住の親友、轟へ連絡するが、 引用- Wikipedia

ライトアニメでやる意味がない

原作は漫画な本作品。
監督は畳谷哲也 、制作はImagica Infos/Imageworks Studio
実写映画で有名な本作品だが、
過去にも1度5分アニメとしてアニメ化されており、
令和ではライトアニメとして短編アニメとしてリメイクされた形となる。

低予算

ライトアニメはモーションコミックに毛が生えたような技術であり、
原作の漫画にカラーリングを行いモーションを付け足してアニメにしている。
低価格で早く出来ることが売りの技術だ。

そんなライトアニメらしさが1話冒頭から出ている。
原作の絵の荒々しさもあるのだろうが、
ライトアニメにおけるアニメっぽさを殆ど感じず、
線の粗さや、漫画的な演出もそのまま取り込んでおり、
ライトアニメのアニメ感がかなり薄れている。

ライトアニメで作画枚数というのはちょっと違うかもしれないが、
「モーション」もかなり申し訳程度のものになってしまっており、
ちょっとだけ足が動いたり、ちょっとだけ口が動く。
ほかのライトアニメに比べても明らかに動きが少なく、
原作が知名度がある作品だからこその手抜き感が凄まじい。

原作は実写映画がかなり話題になったヒット作だ、
だからこそ明らかに他のライトアニメよりも作画枚数が少なとも、
黙っていてもアニメを見てくれる人がいる。
そんな知名度に明らかに甘えてしまっている。

意味

この出来栄えならこの作品を見ずに、
過去にアニメ化された方を見れば十分だ。
過去のアニメ化もやや問題がある部分はあるものの、
きちんとした作画とアニメーションがあり、出落ち感や
ストーリー構成の問題はあったが、このライトアニメほど見てられないものではない。

ライトアニメは低予算で早くアニメ化出来ることが売りだ。
普通のアニメだとアニメ化できない知名度や、
アニメ化しづらい作品をアニメ化することで、原作の知名度も上がり
winwinになる、それがライトアニメだろう。

しかし、この作品は別に知名度もあるうえに、過去にも1度アニメ化されている。
だからこそ、なぜ今、ライトアニメとして
この作品をアニメ化するのか、その意味がまるで感じられない。

実写映画化があれほど話題になり人気になった原作なのに、
それをアニメという媒体で殺してしまっている。

群馬知ってんだわ

この作品は簡単に言えば群馬あるあるという御当地ネタを
過剰なテンションでお届けしている作品だ。
しかし、その御当地ネタに新鮮さがあったのは
この作品が実写化やアニメ化される前の話だ。

号令の「起立、注目、礼 」など最初は新鮮味があったが、
もはや新鮮味を感じないネタになってしまっている。

前作は群馬テレビで放送され配信サイトでは
ほぼ配信されていないという作品だったが、
令和の時代になると前作も普通に見れるがゆえに、
わざわざこの作品を見る理由もない。

だからこそ、わざわざライトアニメのこの作品を見る理由を
感じないまま1クール終わってしまう作品だった。

総評:ライトアニメでやる意味がない

全体的に見てわざわざ令和に「ライトアニメ」という
形でやる意味を感じない作品だった。
本来はライトアニメという媒体とは相性の良いギャグ作品ではあるものの、
あまりにも手抜きに見える作画とアニメーションはかなり厳しいものがある。

これで1度もアニメ化されてないなら意義はあるとは思うが、
1度アニメ化されており、配信もゴリゴリにしているだけに、
余計にこの作品をライトアニメで作った意味を感じない。

知名度のあるタイトルだけに1話だけ見てみた人も多いかもしれないが、
このクオリティでは視聴維持率もお察しだっただろう。
なんとも残念な作品だ。

個人的な感想:ライトアニメの可能性

制作側も色々と可能性を模索しているのかもしれない。
色々なジャンルの作品をアニメ化し、リメイクもしてみて、
1クールに3本放送してみたりと、
初期の僧侶枠的な模索具合を感じる。

「#神奈川に住んでいるエルフ」は楽しめただけに、
今後、模索している方向性が定まり、
ライトアニメらしさが生まれることを期待したい。

「お前はまだグンマを知らない~令和版~」に似てるアニメレビュー