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「禅 グローグーとマックロクロスケ」レビュー

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評価 ★★☆☆☆(33点) 全3分

あらすじ 引用- Wikipedia

せめて30分…

本作品はスタジオジブリによる短編アニメ。
ジブリとスターウォーズがコラボしたものだ。
監督は近藤勝也

手書き

冒頭から温かみのあるアニメーションが描かれている。
スターウォーズで有名なキャラである「ヨーダ」と
同じ一族の主人公、そんな主人公が瞑想をしている。
フォースの力でうきくるくるとまわる可愛らしい主人公の姿、
そんな主人公の周りを「マックロクロスケ」がただよっている。

彼のその行為がきになるのか、はたまた邪魔をするためなのか。
無邪気な意図が読めない行動は非常に可愛らしく、
そんなマックロクロスケと主人公が仲睦まじく遊んでいる。

手書きの作画だからこその「温かみ」のある映像は、
スタジオジブリだからこその空気感だ。

台詞

この作品に台詞と呼べるものは一切ない。
言葉をかわさずとも彼らに通じ合うなにか、
そんななにかを見ている私達にも感じさせるような
アニメーションが綴られており、
3分ほどの時間があっという間に流れる。

短すぎるくらいだ(苦笑)
見ていて倍速再生を使ってしまったのか?と思うほど
あっというまに終わってしまう。
それほど「アニメーション」という表現に見とれてしまい、
子供もおとなも楽しめる世界観が描かれている。

ただレビューの短さで察してもらえると思うが、
あまりにも短くて感想らしい感想が浮かばないのも事実だ。
「かわいいー」で終わる。

この作品が公開される前からスタジオジブリの
公式Twitterでルーカスフィルムとのつながりを匂わせており、
ファンの間ではいろいろな憶測や期待感が広がっていただけに、
たった3分のイメージ映像的なもので終わってしまったのは
残念でならない

もう少し世界観の広がりやストーリー性を見せてほしかった。
なんなら2時間位でこの作品を見せてくれという思いが
募ってしまう作品だった。

総評:あのジブリがスターウォーズを作る!?

全体的に映像のクォリティは非常に高く、
アニメーションの表現もさすがであり、
可愛らしい世界観にほっこりとさせられる作品ではある。
ただ、やや期待外れな部分も強い。
3分ではなく、2時間で見せてくれという思いを見たあとに抱えてしまう。

可愛くはあるのだがそれだけの作品だ。
スタジオジブリとスターウォーズの世界、
この奇跡のコラボがいつか「映画」や「アニメシリーズ」という
形で作られることを期待したい。

個人的な感想:カワイイ

私は今作に出てくる「グローグー」というキャラを知らなかったのだが、
Disnyプラスで配信されているスターウォーズのスピンオフ的な
ドラマに登場している人物のようだ。

実写のほうも可愛らしい姿をしているのだが、
アニメ、特にジブリが作り上げると可愛らしさのベクトルが
まるで違う(笑)
ジブリが作ればどんな作品もジブリ色に染め上げてしまう。

2020年に公開された「アーヤと魔女」はフルCGで描かれていたが、
やっぱりジブリは手書き作画が1番だなと
ひしひしと思ってしまう作品だった。

ところで宮崎駿監督の新作はいつになるのだろうか(苦笑)

「禅 グローグーとマックロクロスケ」は面白い?つまらない?

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