
「黄金の大海賊」と呼ばれた伝説の大海賊。かつて世界の約3分の1もの黄金を手に入れ、そのあまりの量に夜の海が昼間さながらに輝いたと言われている。数年前を境に消息が途絶え、ある島に黄金の全てを隠したと言う噂が広まった。
黄金は笑わない
原作はジャンプで連載中の漫画作品
TVアニメも続いており、本作品はワンピース初めての映画作品
見だして感じるのは懐かしさだ。
コレは個人的なことになってしまうのだが、
久しぶりに聞くOPテーマ「We Are」は懐かしく、ああいい曲だな~と感じてしまった
基本的なストーリーはウーナンの財宝を求めてのストーリー。
ウーナンという伝説の海賊がイーストブルーにいた、
彼は突如として姿を消し、彼が集めた世界の3分の1の黄金をとある島に隠しているという
ルフィ達はそんな彼の財宝を求めていた
序盤からワンピースらしいコメディタッチの展開が続く
最近ではあまり感じられないギャグ的な戦闘シーンとルフィのお馬鹿とも言える性格、
大げさなリアクションとワンピースらしい面白さが序盤から描写される
更に物語の軸である「ウーナンの宝」、50分という尺で複雑なストーリーは難しいが
きちんとワンピース本来の魅力でもあるお宝探しという面白さが描写されており
宝の地図を読み解いて宝を探すというストーリー展開は純粋に面白い
戦闘シーンに関しても今回の敵はそこまで強敵ではないが、
それなりに苦戦しつつルフィのおなじみの技を惜しげもなく連続で繰り出しており
迫力のある戦闘シーンを展開している。
しかし、逆に言えば歯ごたえはない。
敵キャラもわかりやすい悪者として描かれておりあまり深みはなく
能力自体も大声出して攻撃というパターンだけでバリエーションがない。
しかし、ストーリーは50分という尺できっちりとまとまっており
子供向けとしてカンがればきちんとしたメッセージ性も含まれ
それなりに楽しむことが出来る。
全体的に見て初期の頃のワンピースらしい映画だった。
大人向けのストーリーとはいえないが、
子供向けとして考えれば十二分に面白い内容に仕上がっている。
しかし、残念なことにサンジは登場していない。
最近のワンピースとは違い子供向けな内容であるため
大人が見ても物足りなさを感じてしまうだろう。
子供が見てもオトナが見ても楽しめるとは言いがたい
しかし、この作品はきっちりとワンピースらしさが詰まった作品だ。
ワンピースファンならば必見の作品だろう
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