アニメコラム

【オタクこそ東大に行け!】これを見れば東大合格間違いなし!?学べるアニメ15選【アニメコラム】

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先日、「林修の今知りたいでしょ」という番組で
読むと頭が良くなる漫画ランキングベスト30という企画が放送されました。
「林修の今でしょ!講座」という番組の後続番組であり、
以前も「プロが選ぶ!日本のアニメの歴史を変えたスゴいアニメ 14」というのが
紹介されたことが在りました。

しかしながら、プロが厳選したはずなのに
「えんとつ町のプペル」があることはかなりの違和感を覚え、
私も対抗して
「日本のアニメの歴史を変えたスゴいアニメ 14」」というアニメコラムをかいたことも在りました。

かなり番組の方向性として作為的で、
局の都合や今話題のアニメを扱う傾向にあり、
企画の傾向から外れるようなアニメがリストアップされやすい傾向になります。

東大生が選んだ読むと頭が良くなる漫画ランキングベスト30

番組の中で実際に紹介されたランキングはこのような感じでした。

第1位:名探偵コナン(青山剛昌)
第2位:Dr.STONE(稲垣理一郎)
第3位:キングダム(原泰久)
第4位:宇宙兄弟(小山宙哉)
第5位:チ。地球の運動について(魚豊)
第6位:推しの子(赤坂アカ✕横槍メンゴ)
第7位:コウノドリ(鈴ノ木ユウ)
第8位:文豪スレイドッグス(朝霧カフカ・春河35)
第9位:ゴールデンカムイ(野田サトル)
第10位:DEATH NOTE(大場つぐみ・小畑健)
第11位:暗殺教室(松井優征)
第12位:動物のお医者さん(佐々木倫子)
第13位:JIN(村上もとか)
第14位:SPY✕FAMILIY スパイファミリー(遠藤達哉)
第15位:闇金ウシジマくん(真鍋昌平)
第16位:ヘタリア(日丸屋秀和)
第17位:監視官常森朱(三好輝)
第18位:もやしもん(石川雅之)
第19位:NARUTO-ナルト-(岸本斉史)
第20位:銀の匙Silver Spoon(荒川弘)
第21位:HUNTER✕HUNTER(冨樫義博)
第22位:チェンソーマン(藤本タツキ)
第23位:ハイキュー!!(古舘春一)
第24位:逃げ上手の若君(松井優征)
第25位:ブルーロック(金城宗幸・ノ村優介)
第26位:はたらく細胞(清水茜)
第27位:インベスターZ(三田紀房)
第28位:五等分の花嫁(春場ねぎ)
第29位:LIAR GAME(甲斐谷忍)
第30位:ONE PIECE(尾田栄一郎)

どうでしょうか(苦笑)
30位のワンピースの時点から意味不明ですが、1位は名探偵コナンです。
両作品とも面白い作品であることには間違いないのですが、
頭が良くなるといわれるとかなり疑問に感じます。

実際に東大生にアンケートをとったようですが、
最初からこれらの作品がリストアップされており、
この中から5つ選ぶような形になっていたようです。

かなり作為的なランキングです。
これに対抗して、私が思う「頭が良くなるアニメ」を今回15個選んでみました。

理科:Dr.Stone

「Dr.Stone」レビュー
評価 ★★★★★(87点) 全24話 あらすじ 高校生の大木大樹は、以前より想いを馳せていた小川杠に自分の気持ちを告白しようとしていた。引用- Wikipedia

頭が良くなるという手指でこの作品を扱わないわけには生きません。
謎の石化現象に見舞われた人類、
長い長いときの中で「文明」が失われてしまう中で、
主人公は石化から目覚めるところから物語が始まります。

感覚的には「マインクラフト」を思い起こすような作品です。
素材を集め道具を作り、その道具で新しい素材を集めて、
また新しい道具を作る、基本的にはこの繰り返しです。

主人公はそんなマインクラフトをリアルでやっています。
最初は木材を集め、家を作り、自然に生えてるものを食べる。
余裕が出来たら素材を加工し新しい素材を作り、新しいものを作る。
自分たちの石化の謎を解明していきながら、自分たちの暮らしを発展させていく。
長い長い繰り返しと積み重ねの日。

文明は失われても、彼の中にある知識は失われていません。
だからこそ、きちんと科学的な裏付けをもとに、
石灰を手に入れ農業を発展させ、
石灰でモルタルを作り頑丈な家を作り、はては爆薬、
はては携帯電話まで作り上げてしまいます(笑)

きちんとした科学的な裏付けがあるからこそ、
みているうちに自然と理科を学べる素晴らしい作品です。

生物:もやしもん

もやしもん

この作品の主人公は、本来は目に見えない小さなな生物である
「菌」が見えてしまう能力を持っています。
そんな目線で描かれる世界はなんともコミカルで可愛らし世界観です。

みているうちに自然と色々な菌について学ぶことが出来ます。
ありとあらゆるカビ、ドレッシングについたo-157、
病院に行けばありとあらゆる病原菌が潜んでおり、
農業大学に通う主人公の日常とそんな菌たちの日々が
コミカルに描かれている作品でした。

見ると思わず、手を洗いたくなる作品はこの作品くらいでしょう(笑)

美術:ギャラリーフェイク

ギャラリーフェイク

この作品は知名度という意味ではあまりないかもしれません。
ずば抜けた作品の鑑定能力と修復能力を持つ主人公、
表向きは贋作を扱うギャラリーを運営している彼ですが、
実は裏では秘密裏に入手した美術品を持っています。

そんな主人公を中心に毎話様々な美術品が出てきます。
モナリザやフェルメールといった有名なものから知名度のない作品まで、
様々な美術品をからめた物語が毎話展開しており、
人間ドラマが描かれている作品でも在りました。

作品としてはやや地味では在りつつも、
川澄綾子さん演ずるヒロインの可愛さもあって楽しく
美術と美術史を学べる作品です。

現代文学:バーナード嬢曰く

「バーナード嬢曰く。」レビュー
評価 ★★★★☆(61点) 全12話 あらすじ 町田さわ子は、学校の図書室の常連だが、本を読まずに読んだ気になって語りたいグータラ読書家引用- Wikipedia

文学そのものをアニメ化した作品も多く、
最近では過去の小説家がイケメンやら美少女になって出てくる作品もあります。
そういった作品で自然と様々な文学に触れることもできるのですが、
この作品は「現代文学」を扱っています。

主人公は読書通ぶりたい女の子であり、決して読書家ではありません。
あくまで通ぶりたいだけ。そこがこの作品のミソであり、彼女を中心に
読書通の女子、本好きの男子、図書委員の女子の4人で
1話5分ほどの物語を展開しています。

いわゆる読書あるあるネタのようなものを扱っています。
村上春樹作品と距離感、ドグラ・マグラ好きのサブカル感、
読書家ならば「あるある」と思わず思ってしまうネタの数々を、
実際の著書を出しながら描いています。

逆に読書好きじゃなくとも、主人公が通ぶりたいだけだからこそ
楽しめる部分も多く、彼女が紹介する本は「さまぁ~ずの悲しいダジャレ」だったり、
映画化しそうな小説を読んで「原作通ぶりたい」など、
彼女の「読書通」ぶりたいがゆえの行動がきちんとギャグになってる作品でした。

国語:舟を編む

「舟を編む」レビュー
評価 ★★★☆☆(58点)全11話 あらすじ 出版社・玄武書房では中型国語辞典『大渡海』の刊行計画を進めていた。営業部員の馬締光也は、定年を間近に控えて後継者を探していた辞書編集部のベテラン編集者・荒木に引き抜かれ、辞書編集部に異動すること...

この作品は辞書づくりをテーマにした作品でした。
学生なら普段使っている「辞書」がどういう過程を経て出来ているのか?
それだけでも興味をそそられる型も多いでしょう。

この作品はそんな辞書づくりに携わるものを描いてるからこそ
独特の台詞回しで作品が構成されています。
例えば主人公が
「君は右を説明しろと言われたらどうする?」と問われるシーンがあります。

そんな問いに対し彼は
「それは方向としての右ですか?それとも思想としての?」
なんて返してくる始末(笑)

国語を学ぶ上で最も大事な「言葉」について
丁寧に編むように描かれている作品でした。

古文:ちはやふる

ちはやふる

古典文学自体がアニメになってる作品もあります。
最近で言えば平家物語、ジブリで言えばかぐや姫の物語なども
古典文学を題材にした作品でした。
この作品はもっとカジュアルな作品です。

ジャンルとしては要素としては熱血スポーツアニメみたいなノリがあり、
かるたをやっている女子高生を主人公とした青春ストーリーで
主人公はかるたで世界一になることを目指しいます。

登場人物たちが熱中する「かるた」という百人一首、
そんな百人一首の中の1枚に固執するもの、
かるたの意味も作品を通じて知ることができる作品であり、
百人一首を通して描かれる恋模様も素晴らしい作品でした。

天文学:恋する小惑星

「恋する小惑星」レビュー
評価 ★★★☆☆(41点) 全12話 あらすじ 幼いころ、町のキャンプに参加していた木ノ幡みらはアオと名乗る同じ年頃の子に出会う引用- Wikipedia

科目としてはややニッチですが、天文学を扱っているアニメもあります。
きらら原作のアニメである「恋する小惑星」は
天文学を丁寧に描いている作品でした。

主人公は子供の頃に自分の名前が
「星」の名前と同じことを知り、
いつか同じ星空を見た男の子と同じ「アオ」という
名前を星につける約束をするところから物語が始まります。

自然な流れで高校生になった主人公が地学部に入り、
星を観察し、それぞれが夢に少しずつ近づいていく物語を
丁寧に描いている作品であり、
自然と天文学の知識が身につく作品でも在りました

作品としてはやや地味であり、ややテンポが早いのは
残念なところではありますが、
天文学というものを扱った貴重なアニメ作品です。

数学:ザ・シンプソンズ

数学をテーマにした作品は私の知る限りほとんど存在しません。
やはり数学というものをエンタメに仕上げるのは難解であり、
アニメという媒体で表現しにくいものなのかもしれません。

しかし、作品の中に数学ネタを入れた作品があります。
それが「ザ・シンプソンズ」
アメリカのあの黄色いキャラクターでおなじみのアニメです。

実はシンプソンズの制作者の中には
ハーバードやプリンストンの数学などの博士号を持ってる人が多く、
彼らはこっそりとシンプソンズに数学ネタを仕込んでいます。

例えば主人公が趣味の発明をしている時に
黒板に描いた文字があります。

「3987の12乗+4365の12乗=4472の12乗」

この数式、フェルマーの最終定理によって
絶対にイコールにならないって証明されてる数式です。
しかし、実際に電卓を叩いてみると、この数式通りの答えになってしまいす。

これは二重の仕掛けがあり、家庭にある電卓だと
小数点の表示が9桁くらいまでしかされず、
本来は「4472.0000000070576171875の12乗」という
答えのはずなのに、家庭の電卓で数式をいれると
「4472の12乗」という答えになるというなんともレベルの高い小ネタです。

シンプソンズはこういった小ネタがさりげなく含まれており、
このあたりは「数学者たちの楽園 「ザ・シンプソンズ」を作った天才たち」
という著書に詳しく解説されていますので、
興味を持たれた方はぜひ、合わせてご覧いただきたい作品です。

日本史:この世界の片隅に

普通な彼女が生き抜いた辛辣な時代「この世界の片隅に」レビュー
評価★★★★★(94点)全128分 あらすじ 1944(昭和19)年2月、18歳のすずは広島から軍港のある呉の北條家に嫁ぐ。戦時下、物資が徐々に不足する不自由さの中、すずは持ち前の性格で明るく日常を乗り切っていたが、翌年の空襲によって大切な...

歴史だと戦国武将は織田信長が何度も女体化されており、
史実を学べるような作品もいくつかあります。
今回はそういった作品ではなく日本史における重要な、
日本人ならば知って置かなければならない「戦争」を描いた作品を
ピックアップしました。

それが「この世界の片隅に」です。
戦争を題材にした作品だと火垂るの墓が有名ですが、
個人的には「この世界の片隅に」のほうが好みです。

この作品の主人公は戦争中に生きた普通の女の子。
この時代の女性の生き方、女性の立場なんかも生々しく描かれており、
彼女は食べ物の配給が減る中で工夫して料理をしたり、
防空壕を掘ったりするしかなく、
ただひたすら日々を必死に生き、戦争が終わることを願う日々。・

空襲が起こっても彼女は普通で居られて、普通に生活を送ります。
彼女にとって戦争はどこか別の世界の出来事のように感じつつも、
徐々に戦争が「現実」になっていく。

この生々しさとMAPPAによるアニメーション、そして主人公を演じた
「のん」さんの演技が染み渡る作品でした。

世界史:ヘタリア

世界史を学ぶならヘタリアしかないと断言してもいいほど、
この作品は世界各国を擬人化して国というものを描いています。

国ごとの歴史問題、関係性、史実をギャグにしており、
作品を見ることで自然に世界史、国ごとの関係性を
学ぶことができる作品になっていました。

BLチックな部分もあり、そのあたりは人によって
好みが分かれるところですが、
逆を言えばBL要素が好きならばたまらない作品の1つです。

キャラ同士の関係性の悶えつつ、世界史を学べる。
なんて素敵なんでしょうか(笑)

体育:ダンベル何キロ持てる?

「ダンベル何キロ持てる?」レビュー
評価 ★★★★☆(73点) 全12話 あらすじ 食べることが大好きな皇桜女学院の女子高生・紗倉ひびきは友人の上原彩也香から最近太り気味であることを指摘される。引用- Wikipedia

スポーツを扱った作品数多存在し、
そんな作品で色々なスポーツという名の体育を学ぶことが出来ます。
しかし、どのスポーツでも大切なことがあります。
そう「筋肉」です(笑)

この作品は筋トレ、ダイエットをテーマにした作品であり、
この作品を見ることでアニメを見て培った知力を活かし
長生きすることのできる筋力を培うことが出来ます。
大食いがゆえに少し太ってしまった主人公が
「ダイエット」を決意するところから物語が始まります。

普通のアニメでキャラクターの名前が紹介され
身長や体重の情報がおまけで明らかになることもありますが、
この作品の場合は一味違います。
キャラクターごとの体脂肪率と基礎代謝量もきちんと描かれます(笑)

主人公がジムで正しい筋トレのやり方を学ぶ、
一見地味に思える作品ではありますが、
制作の動画工房の当時の作画能力を抜群に発揮している
作品でも在りました。

さりげない筋肉の筋、肩甲骨、鎖骨、そこから生まれる「服の皺」の
描写が本当に細かく、目の描写できっちりと感情を表現しつつ、
まつげや口の形でより女の子の可愛さを引き出しています。

食事制限や、筋肉と代謝の関係、リバウンド、
非情にわかり易く丁寧にトレーナーの「街雄」さんが説明してくれるうえに。
それがうんちくっぽくなく、説明臭くもない。
正しい筋トレ、ダイエットの知識を魅力的なキャラとともに
楽しく学べる作品でした。

保健体育:はたらく細胞BLACK

「はたらく細胞BLACK」レビュー
評価 ★★★★☆(68点) 全13話 あらすじ 毎日せっせと体中に酸素を運ぶ、新米赤血球。しかし彼の職場の労働環境は、徹底的にブラック引用- Wikipedia

はたらく細胞は人間の体内に宿る細胞を擬人化した作品です。
病気の時に細胞たちは体内でどんな動きをしているのか?というものを
コミカルに描いており、学校などでもこの作品が扱われたことがあるそうです。
そんな学校でも扱えないのが「はたらく細胞BLACK」です(笑)

このスピンオフではBLACKの名の通り細胞たちにとってブラックな環境です。
彼らの宿主は常に疲労困憊、寝不足なのに、
酒を大量にのみ、エナジードリンクを飲み、タバコを吸い、
バイアグラまできめこんでる始末。

生活習慣が正しくない人間の体内をコミカルにブラックジョーク的に
描くことで、思わずみてる人が生活習慣を正したくなる作品です。
どれだけ知識を蓄えても、たとえ東大生でも、
こんな生活をしてはいけないと人生において大切なことを学ぶことが出来ます。

経済学:狼と香辛料

狼と香辛料

人という社会において経済というのは欠かせない要素です。
この作品はアニメでは貴重な経済学を描いている作品でした。
ファンタジーな世界ではあるものの、そこに魔法のようなものは存在しません。
行商人である主人公がヒロインと出会い、借金を抱えてしまいます。

そんな彼らが言葉巧みに「動物の皮」をうったり、
商売をしていきながら為替制度や、
商売における信用の大切や、お金や経済というものを
自然と学べる素晴らしい作品に仕上がっていました。

経済学というのは横文字も多く興味がない人にとっては
難しいと感じるものですが、
アニメで見ればこれほどわかりやすいのかと驚いてしまいます。
勉強をする気持ちで物事を学ぶよりも、
楽しんで学ぶほうが自然と身につくことを感じさせてくれる作品でも在りました。

道徳:バビロン

「バビロン」レビュー
評価 ★★☆☆☆(37点) 全12話 あらすじ 東京地検特捜部は、製薬会社の日本スピリから捜査資料を押収した。しかしそれらを検証する際、「睡眠薬セイレンに関する臨床試験」というファイル内にあった2つ折りの報告書の裏に、血痕や毛髪などとともに

学校の授業において道徳というのは謎の時間です。
他の教科と違い「テスト」のようなものもなく、
授業自体も謎の映像を見せられることが多いのではないでしょうか。

道徳とは「いじめは良くない」などの、
簡単に言えば人という社会において大切な
「善悪」の区別をつけるためのものです。
そんな道徳心を培うのが道徳の授業でもあります。

そんな道徳心を学べるアニメがバビロンです。
この作品の世界には人の心を操り自殺させることのできる女性が存在します。
そんな彼女を追う刑事と彼女の物語でも在りました。

作中では試験的に「自殺法」が制定され、
登場人物たちは「自殺が悪かどうか」を議論します。
違法な行為でもなく、誰にも迷惑をかけないなら、
自殺は悪ではないのかもしれない。

そんな議論と正義と悪という概念の描き方は、
人の道徳心をくすぐるアニメになっていました。
終盤でややごチャつくのが残念では有るのですが、
描かれてる内容自体はとても興味深いものです。

社会:BEASTARS

「BEASTARS」レビュー
評価 ★★★★★(91点) 全12話 あらすじ 中高一貫のエリート学校・チェリートン学園内で、ある日草食獣アルパカの生徒テムが肉食獣に殺されるという「食殺事件」が起きる。引用- Wikipedia

社会というものもふわっとしてる科目ではあります。
社会とは人と人が存在することで成り立つものであり、
そんな人と人同士が交わるからこそ問題も発生します。

その問題を解決するための法律、円滑にするための政治があり、
そこには歴史があり、地域語の特徴がある。
これが社会というものです。

そんな社会を学べるアニメはいくつもあります。
SF作品なら管理者会などのディストピアやユートピア、
社会が崩壊したポストアポカリプスも
社会を学べるアニメのジャンルの1つでしょう。

個人的に社会を学べるアニメとしておすすめしたいのが
「BEASTARS」です。
この作品はいわゆる擬人化ものであり、
動物たちが人のような姿で生活しています。

この世界に「人間」というものは存在しません。
しかし、肉食動物と草食動物で構成された世界だからこその、問題があります。
肉食動物は本来は草食の動物を食らい生きています。
ですが、この世界においてはそれは重罪になっています。

それは同時に肉食動物にとって禁欲を意味します。
己の欲望を道徳も法律も関係なく解き放ってしまえば、
あっという間に社会が崩壊します。そのための道徳心であり、法律です。
彼らの世界も私達の世界も変わりがありません。

そんな世界で主人公は肉食動物です。
彼は草食動物のウサギに恋をしてしまうのですが、
それが自分の中にある「食欲」からくるものなのか悩みます。

肉食動物と草食動物の関係性、弱者である草食動物の立場、
動物の世界ではありますが、私達人間社会にも通じる部分があり、
自然と社会というものを学べる名作でした。

英語:全アニメ

英語自体を題材にした作品を私は知りません。
しかし、英語はすべてのアニメで学ぶことが出来ます。

例えばNetFlixでは英語字幕をつけることができ、
セリフを日本語で耳で聞きながら、目で英語を見ることが出来ます。
この勉強方法は私が高校の頃の先生に教わったもので、
英語の音楽や映画にふれるときに日本語だけでなく、
英語も意識的に取り入れることで学ぶ方法です。

これはかなり効果的な手法で、
自分の好きなアニメの好きなキャラのセリフは
英語ではどう表現されているのか?
それを知るだけで自然と単語や文法が身につきます。

単純に英語を勉強するよりも、
こういった手法を取り入れることで楽しく
英語を学べる素敵な手法であり、
NetFlixで配信されてるアニメならほぼ可能な手法です。

楽しく学ぼう

アニメを見てるだけで自然と頭が良くなるというのは
やや無理がある部分があります。自然と知識が身につく部分はあるのですが、
そこから一歩、自分から興味を持って調べたりすることで、
更に知識が深い部分に根付く印象です。

これは非常にオタク的な手法です。
作品のさりげなく描かれてる部分に注目し、掘り下げて調べて知る。
それをアニメという物を通して勉強にも活かすことができるのは
とても素敵な勉強方法ではないでしょうか。

この記事をぜひ親御さんに見せてください。
アニメを見てる時に「アニメを見ずに勉強しなさい!」と
怒られても「今勉強してるんだよ!」という言い訳ができる

かもしれません(笑)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

「学べるアニメ特集」は面白い?つまらない?

この作品をどう思いましたか?あなたのご感想をお聞かせください

  1. 名無しの権兵衛 より:

    >英語自体を題材にした作品

    もえたんあるだろって思ったけど英語要素がまるで思い出せない><