「パパだって、したい」レビュー

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セクシー

評価 ☆☆☆☆☆(3点) 全8話

あらすじ 色っぽすぎるシングルファザーに、ノンケのはずの家政夫男子が一目惚れ!?引用- Wikipedia

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僧侶枠の風上にも置けない

原作はComicFestaで連載中の漫画作品。
いわゆる僧侶枠と呼ばれる1話5分ほどの短編アニメだ。
(私はYOUTUBEの公式チャンネルで見ましたが、
もしかしたら地上波と差異があるかもしれません、ご了承ください)

低予算

始まってそうそう、男同士のキスだ。しかもろくに動かない。
1枚絵をカメラを動かすことで「動いてるように」見える演出を多用し、
作画枚数が少ないことをごまかす演出だ。

キャラクターデザインも「いかにも」というデザインだ。
アゴが鋭利で突き刺さりそうな男と男、
一方は大学生の家政婦、一方はシングルファーザー。
1話で2分も立たないうちに相手を「意識」している。

風呂上がりの首筋や鎖骨を見つめ、顔を真赤にする相手に我慢できない。
もはや「どこらへん」で相手のことを好きになったのかなど気にしてはいけない。
ムラっときたから大学生が襲いかかっただけだ。
性欲のみで襲いかかる獣である。
これが普通の男女のカップルならば大問題だ。

僧侶枠だからこそ許される安易さとも言えるが、
安易すぎて見てる側がどう反応していいかわからない。

シチュエーションのみ

大学生は2話以降も家政婦として働きながら子供の前で触りまくる。
「子供の前では!」という安易なセリフで、
男同士の絡み合いをひたすら見せつけられる。
「シチュエーション」だけでキャラクターの魅力やストーリーなんて無い。

子供の前でも触ることを我慢出来ないのに大学生は
「俺はノーマルなはずなんですけど」なんて言い放つから厄介だ。
どの口が言ってるんだろうか。
シングルファーザーだからこその悩みとか葛藤みたいなのもあるのだが、
1話3分では深く描けるはずもなく、安易な展開の数々だ。

特に今作は「全8話」なため余計にサクサクとストーリーが進み、
キャラクターと設定の「安易さ」が余計に目立つようになっている。
結局、弱ったシングルファーザーにムラっとして襲いかかる展開も多く、
それをいつの間にか受け入れてるシングルファーザーも意味がわからない。

そもそも結婚して子供も生まれており、
シングルファーザーも本来は「ノーマル」なはずなのだが、
そこに突っ込んではいけないようだ。
本来はお互いのノーマル同士なはずなのに!という要素なのだろうか?
ちょっと理解が追いつかない。

セクシーシーン

当然、セクシーシーンは有料サイトへ誘導するための手段でしかないため、
キス止まりだ。規制がはいるのではなく単純に「カット」しているだけで、
何の工夫もなく、かつての僧侶枠にはあった「規制シーン」の工夫がまるでない。

原作のシーンをそのまま、ろくに動かないアニメーションにして、
作画枚数の少なさをごまかすためにカメラをゆっくり動かす。
この作品の枠が「僧侶枠」と呼ばれるようになったのは、
低予算だからこその工夫や演出などがあったからだ。

しかし、この作品は「僧侶枠」の風上にも置けないほど作り込みが甘い。
何の工夫もなく、見てる人たちを「楽しませよう」という
心意気がまるで無い作品だ。

総評:いい加減日常派手な流すのをやめてほしい。

全体的に見て駄作だ。
「僧侶枠」ということでギャグアニメのごとく楽しめるようなシーンを
期待してる人も多いと思うが、この作品は安易なBLでしかない。
俺はノーマルだと言い張る意味不明な大学生がシングルファーザーの
色気にやられて子供の前でも襲いかかる、それ以上でもそれ以下でもない。

シングルファーザーの葛藤や彼に恋をしてしまった大学生の悩みなどはあるのだが、
全8話、1話3分ほどでは深い描写などなく、
子供の前だろうと野獣になる大学生はちょっとドン引きだ。

BLであれば何でも良いという方や、演じてる声優さんのファンならば
楽しめる部分もあると思うが、それ以外の方にとっては
見ても楽しめる要素はまるでない作品だ。

個人的な感想:原作

原作の絵をちらっと見たのだが、アニメの安っぽいキャラクターデザインに比べて
しっかりと描き込まれており、きちんとしたセクシーさを感じる。
おそらく作画予算的に原作のようなきちんとしたデザインだと厳しかったのだろう。
こういった点を見てもこの作品は手抜きをしていることがわかる。

本当にこの枠はいつまで続くんだろうか?
僧侶枠だからこその独特な「面白さ」はすでに消え失せ、
有料サイトへ誘導するためだけの作品に成り果ててしまった。

次もまたアダルティーな作品のアニメ化のようだが、
いい加減にしてほしいところだ。

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