どうもみなさん、3月はいかがお過ごしでしたでしょうか。
毎月恒例の振り返り記事となります。
- 3月
- 17位 お前はまだグンマを知らない~令和版~
- 16位 最推しの義兄を愛でるため、長生きします!
- 15位 イチゴ哀歌~雑で生イキな妹と割り切れない兄~
- 14位 アンドロイドは経験人数に入りますか??
- 13位 勇者パーティを追い出された器用貧乏
- 12位 劇場版 転生したらスライムだった件 蒼海の涙編
- 11位 #神奈川に住んでるエルフ
- 10位 有栖川煉ってホントは女なんだよね。
- 9位 花緑青が明ける日に
- 8位 死亡遊戯で飯を食う。
- 7位 映画えんとつ町のプペル 約束の時計台
- 6位 映画ドラえもん 新・のび太の海底鬼岩城
- 5位 ドラえもん のび太の海底鬼岩城
- 4位 ドラえもん のび太のひみつ道具博物館
- 3位 パリに咲くエトワール
- 2位 呪術廻戦 死滅回游 前編
- 1位 グノーシア
- がっつりレビュー月
3月
3月は私個人としては2回もふくらはぎが肉離れするという
わけのわからないトラブルに見舞われたりしつつも、
アニメのレビューはかなり調子よくできた月でもありました。
レビュー数としては17作品。かなり多めですね(笑)、
これは短編や映画のレビューが多かったという部分はあるのですが、
1クールのアニメも結構レビューしており、
2クールのアニメも1本レビューしています。
3月はかなり調子が良かった月だったことを振り返って感じます。
4月もこの調子で行けたらならと思いつつ、
3月に見た個人的なアニメランキングをやっていきましょう。
17位 お前はまだグンマを知らない~令和版~

実写映画では話題になった作品ですが、
過去にもアニメ化はされており、
令和版はライトアニメとしての再展開、リメイクでした。
その形式が今回はあまり噛み合っていない印象でした。
原作の絵をそのまま動かしているような感覚が強く、
アニメとしての気持ちよさや勢いがかなり薄い。
これはライトアニメそのものの欠点でもあるのですが、
他のライトアニメと比べると、より漫画寄りになっており、
アニメっぽさがあまり感じられませんでした。
群馬ネタそのものは元々の原作の魅力ですが、
だからこそ、もっと動きやテンポで押し切ってほしいところを、
押しきれておらず、知名度のある原作に甘えてしまっているような
物足りなさが残ってしまっており、
わざわざ再アニメ化する意味を感じませんでした
16位 最推しの義兄を愛でるため、長生きします!

こちらもライトアニメでしたが、
そんなライトアニメでBLを扱うという部分は斬新であり、
同じ短編枠の僧侶枠では名作BLが多いだけに期待していました。
前世の記憶を持ったまま乙女ゲーム世界に転生し、
推しの義弟という複雑な立場になる導入も悪くないのですが、
そこから先の話の広がりや濃さが1話5分以下で
しかもライトアニメだからこそ話が進まずに、
作品全体としてかなり薄味に感じてしまう作品です。
僧侶枠ならばセクシーなシーンが刺激になるのですが、
ライトアニメではそういうシーンもなく、
ここから話が面白くなるのかも?くらいなところで
終わってしまっているのが残念でした
15位 イチゴ哀歌~雑で生イキな妹と割り切れない兄~

2026年冬アニメの僧侶枠の1つでした。
そんな僧侶枠の中でも異色な空気を出していた作品です。
1話3分でありながら全12話あるという構成だけでも珍しく、
いつもの僧侶枠とは少し違うことをやろうとしている。
そういう意欲を感じる作品ではありましたが、真面目過ぎました。
冴えない兄とギャルな義妹という関係性、
義妹のために主人公がわざわざゴムを買いに行く流れは
インパクト抜群でしたが、そのあとはなかなか関係性が進展せず、
僧侶枠としてはあり得ないほど丁寧な恋愛模様を描いており、
それゆえに僧侶枠らしい面白さを感じにくくなっています。
こういう真面目な作品は僧侶枠では向いてないんだなというのを、
ひしひしと感じてしまう作品です。
14位 アンドロイドは経験人数に入りますか??

僧侶枠関連のアニメフェスタな作品です。
未来社会を舞台にしつつ、違法な女性型アンドロイドとの関係を描くという、
かなり攻めた百合作品でした。
作画のクオリティも思った以上に悪くなく、
シチュエーションを変えながら、百合としての見せ場を
しっかり作っているのですが、関係性の進み方がかなり遅く、
中盤以降はどうしてもマンネリ感が出てきてしまいました。
色々な設定の面白さはありそうなのに、
題材の面白さに対して、展開が亀より遅い。
そんな評価になってしまった作品でした。
13位 勇者パーティを追い出された器用貧乏

100万回どころか1億回くらい見たタイプの
なろう系作品でした。
主人公のデザインから設定、追放の流れに至るまで、
どこを切っても既視感の塊です。
器用貧乏と蔑まれて追放されながらも、
新人に役割の大切さやパーティーとしての一人一人を指導しているのに、
いざ戦闘になると主人公が一人で無双します(苦笑)
主人公が教えてたこともチートが一人いれば無意味になっており、
中盤も終盤もそんな展開も見せられます。
悪い意味で没個性で、新鮮味のなさが最後まで付きまとっており、
最初から決まっている2期を見る気も起きない作品でした。
12位 劇場版 転生したらスライムだった件 蒼海の涙編

転生したらスライムだった件の映画としては第二弾の作品でしたが、
転スラという作品でオリジナルの脚本で映画をやることの難しさを
前作以上に感じてしまう部分があります。
最大の問題は、序盤のバカンス描写が長すぎることです。
100分の映画で20分も30分も、
ダラダラ寄り道され、しかも物語の中心にいるのがリムルではなく、
まさかのゴブタ寄りになっているのもかなり謎でした。
オリジナルキャラと敵の思惑も安直で、
話のスケールに対して中身が薄く、余計なシーンを除けば
45分くらいで解決しそうな話を水増ししまくっているような
印象を受ける作品でした
11位 #神奈川に住んでるエルフ

この作品もライトアニメな作品でした。
神奈川県を舞台に、エルフたちが地域ネタをやるという発想は面白く、
私自身が横浜に住んでることも相まって
このご当地ネタにはまってしまいました。
横浜や川崎など、住む場所によって
エルフの生態が違い、エルフ的なことわざや、
ご当地あるあるをファンタジーに寄せて語る感じも、
一発ネタとしてはちゃんと面白さがあります。
ただ、基本的にやっていることは
ずっと地域ネタの繰り返しであり、内輪受け感が強く、
そこからもう一段階広がるものが少なく、
アニメとしての面白みも薄い作品ですが、
個人的には楽しめた作品でした
10位 有栖川煉ってホントは女なんだよね。

僧侶枠とはなんなのか、そんな僧侶枠としての価値、
僧侶枠だからこそできる内容を、
これでもかと見せつけてくれた作品です(笑)
作画はかなり厳しく、普通に見ればかなり褒めづらい作品だと思います。
しかし、それを上回るレベルで主人公がぶっ飛んでいます。
久しぶりに会った従兄弟の前でいきなりAVを流し、
付き合ってもいない女の胸元をなめる。
倫理観、モラルというものが欠けた主人公の魅力、
最狂の主人公が僧侶枠らしい魅力を
全開に醸し出している作品でした。
9位 花緑青が明ける日に

美術家でもある監督らしく、
映像や雰囲気にはかなり独特のこだわりを感じる映画でした。
神奈川の田舎町、花火工場、再開発という題材、
雰囲気は本当に素晴らしい作品です。
しかし、そこで描かれる反体制的なメッセージや
登場人物の描写がかなりひねくれていて、
素直には乗りにくい部分が強く、エンタメではなく
社会派の実写映画でも見ているような感覚が、
芸能人声優の演技を含めて感じてしまう作品です。
作家性は感じるのに、物語として気持ちよくハマりきらない。
美術映画としての面白さと、
脚本の飲み込みにくさが同居した作品でした。
8位 死亡遊戯で飯を食う。

1話から情緒たっぷりで、シネスコ気味の画面づくりや音楽、
美しい少女たちがデスゲームに参加するという題材で
1話の雰囲気は素晴らしい作品でした。
ただ、その一方で肝心のデスゲームが驚くほど浅く、
ゴア表現や緊張感からも逃げてしまっており、
明らかに死ぬような怪我でも大丈夫だったりするせいで、
デスゲームの緊張感というものをまるで感じません。
ポエミーな回想や演出で引っ張るわりに、中身が伴わず、テンポも悪い。
回想を描いてもあっさり死ぬキャラが多く、その回想が必要なのかすら
わからないまま、なんかゲームが進行して終わっていきます。
見た目はいいけど、そんな見た目だけでは飯は食えない、
そんなもどかしさの残る作品でした。
7位 映画えんとつ町のプペル 約束の時計台

前作の続きを期待すると、かなり肩透かしを食らう作品でした。
タイトルはプペルの続編なのに、えんとつ町もプペルもほとんど前に出てこず、
実際にはかなり別物の映画になっています。
前作は天空の城ラピュタでしたが、今作では
千と千尋の神隠しっぽい異世界に迷い込み、
そこで長い長い別のラブストーリーを見せられる構成が
かみ合っておらず、異様なまでのテンポの悪さは致命的なものがあります。
脚本のつっこみどころも相当多く、
感動のラストが終盤で描かれても、そのラストにどうしてなったのか
というのが納得できない流れで描かれてしまっているため、
感動できるものもできずに、なんだこれとなってしまう作品です
6位 映画ドラえもん 新・のび太の海底鬼岩城

旧作を見たうえで比べると、
かなり解釈違いを感じる部分のあるリメイクでした。
ただ、その一方で現代向けの調整として上手く機能しているところもあり、
特にバギーを、昭和的な人間臭いコンピューターではなく、
現代的なAIとして描き直したのは面白い試みでした。
のび太との関係も厚くなっていて、
心が芽生えていく流れの重みは増しており、
改変の多さに引っかかる部分はあっても、
単体で見れば十分楽しめるリメイクだったと思います。
去年のドラえもん映画が名作だっただけに、
やや期待外れ感はありましたが、
今の子供たちがこれで楽しめるならいいのかなと思える作品でした。
5位 ドラえもん のび太の海底鬼岩城

43年前の作品とは思えないほど、
冒険映画としての作りがしっかりしていました。
日常から少しずつ非日常へ入っていく導入が丁寧で、
ワクワク感が自然に高まっていく。
丁寧すぎるほどテンポがゆったりとはしているのですが、
だからこそ海底での食事や生活、トイレにまで触れるような
細かいリアリティが生まれており、こういうちょっとした描写があるからこそ、
ファンタジーの中に妙な説得力が生まれます。
今見ると古さを感じる作品ではありますが、
まさに名作と呼びたくなる一本でした
4位 ドラえもん のび太のひみつ道具博物館

私が新ドラえもんを改めて見始めるきっかけにもなった作品でした。
背景や作画の気合いがすごく、序盤から映画としての熱量が伝わり、
しかも今回は未来のひみつ道具博物館が舞台で、
設定そのものがとにかくワクワクするものになっています。
ドラえもんの鈴を巡る物語としてもわかりやすく、
コメディのテンポもよくて見やすい。
子供のころから馴染みのある「どこでもドア」や
「タケコプター」などの秘密道具の製作過程やをみせてくれるのも楽しく、
新しいドラえもんらしさが詰まった作品でした
リメイクよりも新作のほうが面白い、
過去の名誉に頼るのではなく、新作でも勝負し続ける
「ドラえもん」のすごさを感じられます。
3位 パリに咲くエトワール

この作品はかつての王道、世界名作劇場やジブリが描いていたような
「老若男女」楽しめる作品であり、
ストレートにドラマを描いている作品でした。
20世紀初頭の女性たちの生きづらさを前提に置きつつ、
そこからパリへの憧れと夢を丁寧に積み上げていく。
特にパリの街並みの描写は素晴らしく、
そこに住む人々がちゃんと生きており、
二人の主人公の夢に絡みながら、二人の主人公が
挫折と努力を一つずつ重ねる物語になっています。
かつてはこういう作品が王道でしたが、
今の時代はそれが「古典」になっているんだなというのを
同時に感じる作品であり、とても良い作品なのですが、
跳ね切らないもったいなさが残る作品でした。
2位 呪術廻戦 死滅回游 前編

3期の序盤はかなり癖が強く、ネットでは賛否両論が巻き起こり、
引きの画や実写寄りの演出など、
好みが分かれる作りだったと思います。
ただ、中盤に入って死滅回遊が本格化してからは、
一気にエンタメバトルとして爆発します。
さまざまな術式を持つクセの強い相手たちと、
虎杖や伏黒たちがぶつかり合う流れは圧巻の一言です。
序盤のあの癖の強さはMAPPAによる領域展開だったのかもしれません(笑)
最終話の乙骨戦は、ハイスピードな戦闘シーンを
ぎゅううぅぅぅ!っと圧縮して描いており、気合いが桁違い。
序盤の挑戦も含めて、これぞ呪術廻戦だと思える前編になっており、
最高級のフルコースをデザートまで
満腹になるまで食べた気分になる作品でした
1位 グノーシア

ゲーム原作アニメは難しく、ソシャゲ原作アニメも含め、
近年は純粋にアニメ化される数も減っている印象です。
そんな中でこのグノーシアは大成功していた作品でした。
人狼ゲーム的な状況をベースにしつつ、
ループするたびに情報が増え、
状況も役割も変わっていく構成がとにかく面白い。
同じことを繰り返しているようで、
毎回、主人公の「役割」が変わるからこそ飽きさせない。
そんな人狼ゲームをし続けるキャラクター達も全員クセが強く、
声優陣の会話劇を聞いているだけでも楽しい。
2クールかけてたどり着いたエンディング、
それは最終話であると同時に1話という最高のストーリー構成に
震える作品でした。
がっつりレビュー月
3月は映画もTVシリーズもかなりバランスよく見られた月でした。
上位に入った作品はやはり満足度が高く、
「パリに咲くエトワール」「呪術廻戦 死滅回游 前編」、
そして「グノーシア」は、見終わったあとにしっかりと
余韻を残してくれる作品だったなと思います。
その一方で「えんとつ町のプペル 約束の時計台」など
良い意味で「レビューしがい」のある作品も多く、
3月は本数も多く、ジャンルもかなりばらけていて、
我ながら振り返り記事としても面白い月になりました。
2026年冬アニメも終わり4月はガンガン、
冬アニメのレビューしていきつつ、コナン、そしてマリオという
対策も控えている月だけに3月以上にレビューしがいがありそうです。
無理をして3回目の
肉離れだけはしないように気をつけたいところです(笑)
というわけで、4月もよろしくお願いいたします。

